暑い日々が続いていますね。

 

久々にブログ連続執筆していますが、アメブロは重いし、写真のサイズは制限されちゃうし、どうにも使い勝手が悪いブログだなと思う・・・、いや、私が使っているこのパソコンがダメなのか?

でも個人的にはやはり、ライブドアブログのほうが全然使い勝手がいいと思うな~。

 

音楽以外の旅日記は、相変わらずそのライブドアで頑張って?います。

 

というわけで、こんな台風連続の、ムシ暑くてすべてに面倒くさい仕事休みの日は、前回と同じくクーラーにあたってゴロゴロ、いつもの音楽鑑賞です。

 

今日の最初に選んだこの1枚は、

パティ・スミスの1978年発表の3枚目、イースターという作品です。

 

 

全米13位を記録したという、このアルバムの代表曲Because the Night

この曲はなんと、あのブルース・スプリングスティーンとの共作曲で、確かに、わたしにはブルース・スプリングスティーンの曲にしか聴こえません。

 

とまあ、このパティ・スミスという人は、ロック界では割と有名な方ではないかと思います。

 

70年代半ば、アメリカ、ニューヨークのクラブシーンで盛り上がった、ラモーンズとかテレヴィジョンとかブロンディーとかトーキング・ヘッズとか言った、ニューヨークパンクシーンの代表の一人で、なんでもパンク界の女王と言われているらしい?

 

確かにチープなギターサウンド中心の、ガレージっぽい曲は多いですが、でもこの人をパンクロックというと、わたしはどうもしっくりこないというか、違和感を覚える・・・。

というのも、この70年代ニューヨークのパンクシーンに多いんですが、破壊系パンクではなくて、文学的なインテリオーラを感じさせる雰囲気というのか、まあ一般に思うような、気合で突っ走る一辺倒のパンクロックではないんですよね。

 

その証拠に?確か、ボブ・ディランがノーベル文学賞を取った時、ディランに指名されて、代わりに授賞式に出たみたいな感じの人ですから、そういう都会の詩人的な素質があるのだ。

とは言っても、わたしは英語がわからないので、この人の詩がどんなものかは、詳しくはわからないでこんな事を言っているわけですが。

 

わたしは最初、この人の、獣のように低い声で唸るような独特の、中島みゆき的な表現が怖くて、ファーストで名盤とされる「ホーセズ」や、次の「ラジオ・エチオピア」があまり気に入らなかったのですが、この「イースター」は、疾走するギターロックはあるけれど、最初の頃に比べると幾らか普通のアメリカンPOPロックになった感があって、割と聴きやすく、個人的にはよくチョイスするお気に入りの作品なんです。

 

 

アルバムラストに入っている、宗教的な厳粛とした雰囲気のバラード、イースター。

ガキのパンクキッズにはまず絶対出来ないだろう、聴いていて思わずきちんと姿勢を正してしまいそうな、芸術、アーティスト的な空気を感じる曲だ。

 

パティ・スミス、一時リタイア気味だったようですが、近年はまた精力的に活動しているらしく、来日もしているようですが、わたしはこのイースター以降を聴いてないので、何とも言えません。

でも、一度見て見たいなと思うアーティストの一人ではあります。