わたしがテンチョーを務めるお店、今日先月の結果が出たのですが、ただいま、

売り上げが下落の一途…。

競合店が2店舗近隣に出来た影響なんですが、他の店舗はここまでひどくない中それなので、目立つ!目立つ!

これは次のエリア会で確実につるし上げられそうだ。

 

そんな朝から、いきなりへこまされたブルーな一日でしたが、ハードワークでへとへとになってきた最後も最後…、さらに追い討ちをかけるように、よりブルーになることが…
と言っても別に何か事件が起きたわけもはなくて、何となく虫が好かないバイトが入ってただけなんですがね。
でも疲れて、テンション低い時に、そういうやつと仕事をするのは、負担が大きい。

 

ちなみにそいつ、社会人掛け持ちの中堅バイトなのですが、メインの仕事の影響なのか、遅れたり、いきなりシフトに穴をあけるみたいなことが非常に多い。
なので、できればもう切りたいのだが、理由は勿論それだけじゃありません。
とにかくわたしとこいつ、別に何か対立があったわけでもないが、性格的にえらくウマが合わないというか、イケ好かないのである。

 

 

わたしは、自分でいうのもなんですが、それほどアクが強くなく、あたりも柔らかいと思うので、相手が相当敵対的でない限り、結構誰とでも合うタイプだと思うし、割と従業員とはこれまで問題もなくやってきました。

なのでこういう、露骨にあわないというヤツは、むしろ珍しいのだが、でも人間みんなと仲良くはムリです。

特にこいつとは、一緒にいると一瞬で不愉快になるくらい、ひどく相性が合わない。

 

勿論、それはわたしだけではなく、向こうも意識しているらしく…、というより、最初に、「この人俺ムリだ~」という態度を取ったのは、相手の方です。
わたしは最初はそこまで嫌とは思わなかったが、相手が毎回話すたびに、いちいちそういう態度に出るので、より嫌ってやってるだけだ。

 

まあ、それでは大人げないので、表面的にはみんなと変わらなく話しかけてるが、「はいはい、うるせぇな」みたいな態度をするので、最近はあまりかかわらないようにしている。
そのくせコイツ、お局パートとか、権力者的バイトリーダー、エリアマネージャーなんかには、コロッと態度が変わるんだよね。
いつかこの店で、誰が人事権を握ってんのか、わからせてやるからな!!
 

 

とまあ、ここまでは普通のどこでも良くある、合う合う合わない、好き嫌いの話です。
実はここにあえてこいつのことをいちいち書くのは、こいつとわたしには奇妙な共通点があるからだ。
その共通点とは、何と名前がわずか二文字違いなのだ。
当然、苗字は全く同じである。

 

わたしの苗字は、まれにしか見ないくらい超レアということではないですが、高橋とか、佐藤、田中ほどよくある、ということではない。
いや・・・、これまで同じ姓の人に2回しか会ったことがないので、どちらかと言いうと、ありふれてはいない方かもしれない。
でもそいつは、珍しく同じ苗字で、それもそいつ、地方から上京してきて今一人住まいしているらしいが、そいつが元々いた地元というのが、わたしの祖父の出身地と全く同じなんですよ!!!

 

そんなにありふれていない苗字で、先祖のふるさとが同じ。

正直、ルックスも、周囲のみんなが、・・・いや、そいつ自身も嫌な顔をして認めたくらい、よく似ている。
初めて彼と、苗字の話題をした時、「絶対先祖つながってますね!」と言われましたが、わたしもそれは確信しています。

うん、間違いなく彼とは、遠いどこかで確実に血がつながってるだろうと思う。

それなのに、別々の道を経て、ようやく、うん百年ぶりに出会ったかもしれないのに、ここまで生理的に合わないというのは珍しいくらいに、合わない。

 

そういえば、この話を書いたことで思い出したことがありました。
過去にも、わたしには似たような経験があるのです。
それは、今の前に居た会社でひどくウマが合わず、終始険悪だった、契約社員仲間がいました。

 

そいつがようやくそこを辞め、せいせいした後、しばらくして、少し若い契約社員が新たに後任で入ってきました。
彼とは非常に気が合い、プライベートでもよく遊び、お互い家にも行き会う関係になりました。

 

そんなある日、彼と二人でクルマに乗っていたら、以前険悪だったヤツが、駅前の歩道を歩いている姿が目に入りました。
仲よしの彼に、「ああ、あいつ知ってるヤツだ!」と言うと、彼はいきなり「ああ、僕も知っていますよ。」なんて変なことをいう…。

年齢もタイプも違うし、働いていた時期もかぶってないし、知るはずもないのになんで知ってるのか、疑問に思って聞くと、

 

「親戚の兄ちゃんです。母親同士が姉妹なんです・・・。」

 

まさに、ええっ?ですよ!
同じ血が半々に流れている人間が、こんなに最悪に嫌いなヤツと、最高の友達と、決定的に別れるなんて、この事実は未だに信じられない思いでいます!!

 

とまあ、なんだかつくづく、人間の、合う、合わないについて考えてしまいますよ。
まあでも、世の中、親兄弟であっても、心底憎しみ合う人もいるくらいだから、こんなの不思議でもなんでもないのかもしれないですが…。

 

それにしてもこいつ、辞めないかなぁ。
今面接来ていて、定員上の問題で採用を断らねばならない人たちの方を採用したい。