今日はGW最終日、配達仕事のわたくし、流石に今日はそれほど荷物は多くなかったですが、それでもコロナで外出制限要請のため、昨年の同じ日の倍以上の荷物がありました。

もう感覚がマヒしていますね。

結局、緊急事態宣言は延長されましたし・・・、今外は雷が鳴っています。

 

ということで、少し早く帰れたので、家で少しだけまたCDをかけてみました。

最近のゴールデンウィークのステイホーム作業として、わたし30年ぶりくらいに実家に帰ってきたんですが、ここに置きっぱなしだった、若いころ買った、自分で忘れているCDを掘り出し、片っ端から聴いてみる作業をしていることは、ここ数回の記事で書いてきました。

今日は、やはり先日見つけて、聴こう聴こうと思い、ようやく順番がまわってきたCDをわくわくでかけてみましたが、その作品は、

DonovanSunshine Supermanというアルバムです。

 

このアルバム、1966年の作品ですが、内容はうっすら覚えているような覚えていないような。

でも買ったときは、たいしたことないな・・・なんて感じて、すぐに聴かなくなった記憶がありますが、今聴いてみたら印象よりすごく良くて感動しました。

 

ちなみに、このドノヴァンという人は、60年代イギリスのフォークの貴公子で、ビートルズがサイケ時代、インドに修行に行っていた頃何かと絡んでいた人です。

ジョン・レノンにアコギのフィンガーピッキング奏法を伝授して、その結果生まれたのがホワイトアルバムの「ディアー・プルーデンス」とか、イエローサブマリンの歌詞の一部を、実は彼が協力しているだとか、かなり身近で影響力を放っていたらしく、こうしたことからビートルズ好きならこの人の名前を聞いたことがあるかもしれません。

 

このサンシャイン・スーパーマンは、(わたしが買っているということは)一応この人の名盤とされてるのかな?

 

 

なんだか聴いてからずっと今まで、頭でループして離れない、タイトル曲「Sunshine Superman」

 

この人、ボブ・ディランなどと並ぶ初期フォークうんぬん、ウィキペディアにも書いてありましたし、よく60年代フォークシンガーの代表の一人みたいにも言われますが、イギリスのスコットランド人なので、ディランでイメージするような、カントリールーツのどこか土臭い、アメリカンフォークとは趣が全然違います。

上の表題曲でもわかるかと思いますが、メランコリックというか、これはサイケ全盛期の影響かもしれませんが、ヨーロッパおとぎ話不思議ワールドみたいな雰囲気です。

こういう、ケルト神話とか、スコットランド伝統的雰囲気は、アメリカと違うイギリス・フォークアーティスト独特の個性だと感じます。

曲によってはビートルズも、レッド・ツェッペリンなんかも、そういう雰囲気を出しますからね。

 

 

わたしが一番好きなLegend Of A Girl Child Linda

これぞ英国フォーク、アメリカ人には出せないと感じる典型的な曲だ。

 

このアルバム、全般的にこんな雰囲気で、こういうメランコリックなヨーロピアンが好きな(って、どういう表現だ・・・)、あるいはケルト民話とか、アイリッシュ系の音楽なんかが好きな方は、結構ハマるかもしれません。