普段毎日リスクの高くパンク気味の宅配業務に従事しています。

みんな家にいろと言われている中で、家にいないで業務継続をと言われているわけです。

特別手当もなく、何か起こったら誰がどう責任を取ってくれるのだろうと思う毎日。

 

そんなわけで、休みの日くらい家でまったりということで、今日も天気のいい快晴の休日でしたが、家で音楽鑑賞。

若き日に集め、ほとんど実家に置きっぱなしだったCDの山を、実家に帰ってきたということで、掘り出し物を見つけては聞きまくる毎日。

 

今日たまたま発見しチョイスしてみたCDは、今回はややマイナーですが、

The Cyrkle/ザ・サークル

というバンドが1967年に出したセカンドで、名盤とされている「ネオン」という作品です。

 

ザ・サークルなんて言われてもサッパリと、一般の方は思うだろう。

そういうマイナーなバンド名を聞いただけで、ツウが好むみたいな、面倒くさい印象を持たれるかもしれません。

でも決して難解でマニアな音楽ではなく、ビートルズが好きだったらすぐ受け入れられるだろうというサウンドです。

 

このザ・サークルというバンドはアメリカで結成されたバンドですが、ビートルズがなんらかで関わっていて、ビートルズ前米ツアーの前座を務めたようです。

この「ネオン」というアルバムは、私の持っているCDのタスキに、

「フォーキーでサイケなアレンジ、凝ったコーラスワーク・・・」

と書かれていますが、この作品の内容を簡潔に表していて、まあその通り!というサウンドです。

フォーキーと言っているように、どちらかといえばノイジーではない、ソフト寄りな楽曲ばかりで、サイケというかメランコリックな雰囲気があると言えましょう。

 

 

 

でも付け加えると、上の曲でもわかると思いますが、1967年という、ジミヘンやクリームなどが台頭してきて、ロックに革命が起きていた年の発売の割には、少し前の音というか、ビートルズの初期や中期みたいな、1965年前後みたいなサウンドだ。

実際ビートルズ・フォーセールに入っている、ジョージが歌う「Im happy just to dance with you/すてきなダンス」を、少しサイケチックにアレンジしてカバーしていたりします。

 

とまあ、このようなソフトでメランコリックな作品なので、非常に疲れず肩ひじ張れず聴ける名盤です。

当時ほかのアルバムと購入して、これはいい作品だと特に気に入ったことを思い出します。

ただ、このアルバム、トータル時間が20数分と、マキシシングルか!というような短さだ!

でもそれをあまり感じさせません。

マイナーではありますが、夜などしっとり聞ける、中だるみしないクオリティーのいい作品なので、あんまりノイジーでヘヴィーなのはきついという方にぜひぜひ、お勧めの1枚です!

 

ザ・サークルのあれ? 今?? リユニオン??それともまだやってるのか??↓