コロナで部屋ごもり、好きな音楽に一日浸っています。
こんな音楽三昧なのはいつくらいぶりだろうか?
ということで、今日最初にチョイスしたのは、わたしのアイドル、スティーヴ・マリオット率いる、
ハンブルパイ Humble Pie/大地と海の歌
1970年発売の、ハンブルパイの3枚目の作品です。
ハンブルパイは、元スモール・フェイセズのソウルフルなボーカル、スティーブ・マリオットと、のちに全米1000万枚クラスのメガヒットを放つ、金髪の美男子、ピーター・フランプトンの二大看板を中心にしたバンドだ。
ブルース、ソウル、カントリーなど、主にブラックミュージックから強く影響を受けた、ハードロック的な演奏をするイギリスのスーパーグループです。
とはいえ、この作品のころは、まだ世界でブレイクする前の、ややマイナーな時代ですが、マリオットとフランプトンのいる、この大ブレイク直前の二大巨頭時代がやはりいい。
この作品と、この次の「ロック・オン」が、内容も曲もわたしは一番いいと感じます。
そのあと方向性の違いか何かで、フランプトンが脱退して以降は、マリオットのソウル、ゴスペル色が強くなり、POPさは増す気はしますが、ギターロックファンとしては、ダイナミズムが少なくなったように思え、悪くはないけれど、この時ほどの勢いや魅力を感じない気はします。
というわけで、大地と海の歌、やはり何度聞いても緊張感あり、一転癒しありの飽きないいいロックアルバムだ!
ヘヴィーなハードロック・ツインギターのブギーがかっこいい、スネイクルンバ。
ギターロックのダイナミズムの理想のスタイルだと思いますが、ハンブルパイがあんまりハードロックファンの間で話題にならない気がするのは、やはりすご腕ソロとか、ギターの見せ場ではなく、あくまで全体にこだわってるせいだろうか?
プログレフォークみたいなEarth and Water Song。
こういう曲になると、やはりイギリスのバンドらしいうまさを感じる。