わたし80年代の中盤、後半くらいから一時、パンクやニューウェーブに影響を受けたバンドをやっていて、そういうのが好きなロックのセンスに鋭いヤツと思われていました・・・たぶん。
まあそういうのも実際好きなんですが、でも当時は封印していて絶対に人には話さなかった、そういうのでない、言葉にした途端、ロッカーとして「ダセー」と思われそうな、実は好きな曲というのが沢山あります。
80年代ベストヒットUSA世代だし、元はジャンルで音楽をえり好みしない性格だし・・・今バンドや当時の人間との付き合いも皆無なので、これが好きと素直に言えるのは嬉しい!
 
ということで、今日の好きな1曲は、わざわざわたしが声を大にして言わないでも多分皆さん知っている、1984年頃ヒットした、今でも忘れられないすごく好きな一曲。

TOTO/Africa

 

 

まあTotoなんて、ロックというよりはフュージョンもどきというか、産業ロックの最たるもので、先ほども言った通り、20歳前後の頃のわたくし的には口に出すのも…、なバンドでしたが、実はこういうスタジオミュージシャン的なカチッとした上手い演奏はそんなに嫌いでもなく、特にこの曲は、リアルタイム当時は大好きで、当然シングルレコードを即買いしたくらいです。
 
ちなみに、今改めてこのアフリカのPVを見てみますと、いろいろ突っ込みどころが多い。
まず、メインボーカル、ないがしろにされすぎだろ?と感じます。
このサビだけが出番みたいな、バカ高い声で歌う、妖しいメキシカンみたいなVoの人が、どうにも気になって仕方ありません。
というか、この人必要?

 

この方は、ボビー・キンボールさんと言う方のようで、実はTotoのオリジナルメンバーらしいのですが、まあこんな扱いですから、この後すぐにバンドを脱退してしまう。

そして、関係ないですが、ベースの人が小室哲哉に見えて仕方ない…。

 

とまあ、大々的に語ってみた割に、実はTotoはこの曲と、これが入ったアルバム「TOTO IV〜聖なる剣〜」くらいしか知りません。

でもこのアルバムは当時全米でバカ売れした、彼らの代表作だと思うので、80年代を探求している新参洋楽ファン(いるのか?)は、ぜひチョイスしてみてはいかがでしょうか。