最近、わたしが洋楽に目覚める切っ掛けになった、あまり評価されない80年代ロックのPVを、ネットで見つけて喜んでいますが、今日もすごく好きだった曲を見つけてハイになっています!
それは、前回取り上げましたリック・スプリングフィールドと、当時の立ち位置的に被るのですが、彼に負けず劣らず、今聴いてもスゲーかっこいいと思えるこれ!
ブライアン・アダムス/サマー・オブ・69
この方はカナダ出身で、当時80年代前半から中盤にかけて、リック・スプリングフィールドどころではない、絶大な人気が日本でも向こうでもありました。
特にこの作品が入っていた「レックレス」というアルバムは売れに売れ、わたしも当時は愛聴盤で、初めて自分が結成したバンドで、試しに合わせた曲も実はこの曲でした。(すぐにツェッペリン、ストーンズなどのコピーバンドに移行しましたが・・・)
でも彼もリック・スプリングフィールドなんかとおなじく、ここ日本では、女性人気のアイドル先行的な売り込み方をされていて、当時愛読していた洋楽雑誌、「ミュージックライフ」のインタビューは、「好きな食べ物は?」みたいなのばっかりで、本人が「さっきから俺の音楽となんの関係があるんだ!」みたいにブチ切れているのを読んだ記憶がある。
まあ、当時の80年代洋楽は、わたしみたいな中学生が夢中になっていたくらいだし、マスコミもそんな程度でしたが、でも今この人を改めて聴いてみると、音は硬派で本格的だし、現代まで残りえると思えるほど名曲のオンパレードです。
中でもやはり、青春のせつなさを回想する詞も、そのストレートなロックな曲も、特にいいと自分が感じるのがこの曲だ。
アメリカンロック(カナダ人ですが)らしいパワーPOPな、ギターがエキサイトする曲で、この人の持ち味はまさにこれ・・・と思うのですが、でも彼が評価されバカ売れしていたのは、こういうのより、いかにもなアメリカンロックのバラードでした。