今日のこの1曲は、また90年代でゆきたいと思いますが、前回のデュラン・デュランに続き、90年代でも90年代ではない人、
60,70年代のパンクゴッド、
Iggy Pop - Candy
この曲は1990年、イギーポップが出した「ブリック・バイ・ブリック」に入っている一曲。
元祖パンクで攻撃的な音楽をメインとしたイギーは、80年代とかこの時期くらいは、ストゥジーズ時代とはかなり違った、POPな曲をやっていることが多く、わたしもBlah-Blah-Blahくらいから知ったので、まさか過去にああいう音楽をやっていた、パンクな人とは知りませんでした。
このCandyも、かなりPOPな曲で、70年代後半のUSニューウェーブの代表バンド、B52Sの女性ボーカル2人のうちの一人、わたしの好きな、ケイト・ピアソンがデュエットで参加しています。
この後の、「アメリカン・シーザー」では、またパンクと言うか、ノイジーでヘヴィーなロックに回帰した側面が強い感じになるので、甘っちょろい面が濃い最後のイギーになる感じでしょうか。
でもわたしは、歌モノPOPをやっているイギーポップも、意外と悪くないと言うか、実は「No Fun」より、こういうような曲の方が好きです。