前回バイト少年にそう聞かれて、パッと答えが見つからなかったんですが、ちょっと面白そうなので、ここで自分にとって気になる、かっこいいと思うギタリストや、最高のギター曲を、順不同、独断と偏見でザッと書いて見たいと思う。
まずは、
ジョン・レノン&ジョージ・ハリスン
The Beatles - Getting Better
ストーンズに比べ、忘れられがちですが、ビートルズは基本ツインギターバンドです。
レットイットビー、ルーフトップ演奏のギターも素晴らしいですが、この地味な曲でのツインギターの絡みは、ただただカッコイイ!
The Who - Won't Get Fooled Again
オッズ・アンド・ソッズのピュアー・アンド・イージーと、どちらにしようか迷ったんですが、やはりこの、オーバードライブのパワーコードを聴いたら、ギターリストならまず真似したくなるでしょう!!
僕は聴いてるだけで、レスポールを引っ張りだしてきたくなる。
キース・リチャーズ&ミック・テイラー
Rolling Stones - Love In Vain
かっこいいルックス面も含め、文句なしのツインギターの見本だと思う。
誰がなんと言おうと、ギターに関してはこの時代のストーンズが一番魅力的だ。
色々言われるが、キースはアルペジオが上手いし、リズムの切れがピカ一だと思う。
ピックでベースランをキープしながら、ここまでリズミカルに、中々刻めない。
そしてそこに絡む、ブルージーで、歪んだミック・テイラーのスライドギター!
ミック・テイラーはなんでこんな過小評価なのか、聞くたびいつもそう思わずにはいられない。
Crosby, Stills, Nash & Young Almost Cut My Hair
彼らの代表アルバム「デジャ・ヴ」に入ってる曲。
この曲での緊張感溢れる、二人のギターバトルというか、掛け合いは、ストーンズと並んで、ツインリードギターのいい見本だと思ってます。
The Allman Brothers Band
60,70年代の、テクニック的に上手いアメリカ人ギタリストで、自分の好みの人を上げると、ヨーマ・コーコネンと迷いますが、やはり王道になっても、この人を上げないわけいかない。
とにかくデュアン・オールマンのスライドプレイは、素晴らしい。
The Byrds - Nashville West
後期バーズでの彼のプレイには衝撃を受けて久しい。
デュアン・オールマンとは別のタイプで、この人もわたしの尊敬する一人です!
カントリー、ブルーグラスのプレイを、ロックに取り入れたスタイルも新鮮ですが、アルペジオを崩したような、疾走感の高い早弾き、そしてストリング・ベンダーという装置を使っての、スティール・ギターのような独特のサウンド。
全部未だに詳しくどう弾いてるのかわからないくらい、独特でスゲ~!!!
ミック・ロンソン
David Bowie - Ziggy Stardust
好きなギタリストと言って、間違いなく名前が挙がる一人が、このミック・ロンソンだ!
この人も歌心ある、キング・オブ・リズムギタリストだと思う。
やはり特に、David Bowieのスパイダース・フロム・マース時代の、プレイがいい。
ルックスもかっこいいし。(何でも、故ランディー・ローズが憧れてたとか・・・。)
トム・ヴァーライン、リチャード・ロイド
70年代中~後半にかけては、パンクの影響もあり、中々魅力的なギターソングやプレイヤーは多い。
ラモーンズも、クラッシュも、ダムドのギターも、ストレートに真似したくなるし、ポリスのアンディー・サマーズあたりも魅力的ですが、僕的に憧れ、ゾクゾクするのはやはりこれ!!
歌も凄いが、70年代で最も魅力的というか、最強の不思議ギターがこのコンビ。
どうして彼らが、ギター雑誌等でほとんど取り上げられないのか、よくわからない。
ミッジ・ユーロ
Ultravox - New Europeans
80年代ではスミスのジョニー・マーや、ダイナソーJRのJ・マスシスなんかも凄いが、やはり真似したくなり、実際真似し、オリジナル曲にも手法を借用したという点で、自分としてはこの曲のギタープレイはやはり外せない。
当時の言い方だと、もろにニューウェイヴのバンドで、ミッジ・ユーロもギタリストと言うより、歌のイメージが強い。
80年代の日本のビートロックギターは、結構これの影響大だと思う。
バーナード・バトラー
Suede - Animal Nitrate
90年代も魅力的なギタリストは数多いが、でもアレンジやセンスで「ほぉ~!」と感心したのはこの人が最強だったかもしれない。
ただ、彼すぐバンドを抜けてしまったので、あまりこの絡みが聴けない上、その後もイマイチパッとしない感じで淋しい。
とりあえず、全然節操なくなったけれど、わたしの好きなギター、ほぼ満足!