ちょっと、とある方のコメントの返信でも書いたのですが、実はわたしは日本の、70年代フォークが好きです!

 

RCサクセションだったらオフコース!!
BOOWYだったらアリス!!

 

とにかく、あまり声を大にしては言わないですが、日本のフォークが意外と好きなのです。

 

 

最初フォークに目覚めたのは、小学校六年の終わりの頃でした。
当時わたしは、YMOにハマっていて、よくラジオとか聴いていたんですが、そのつながりで、たまたま何かの切っ掛けで聴いたんでしょうね。
何故か、理由ははっきり覚えていないんです。
 
でもまあ、好きと言っても、当然フォークなら誰でも好きというわけではありません!
未だに中島みゆきと松山千春の曲だけは、どうも好きになれない…。

 

あ、

 

ちなみにここで言うフォークとは、上記の通り、70年代四畳半フォークと、その流れのことです。
岡林とか、高石ともや、高田渡さんなどの、60年代のアングラフォークは何がいいんだか、自分にはサッパリわからない…。
あれなら、黙って初期のディランやPPMをわたしは選びます。
あと、コブクロとか、今のフォークちっくなデュオも受け付けない。

 

わたしが好きなのは、
吉田拓郎、さだまさし、ふきのとう、アリス、海援隊、かぐや姫、チューリップ、オフコース!
このあたりです!

 

このへんは、まずメロディーがいいし、だって、日本以外の何者でもないんじゃないですか?
ここまで日本を体現した、現代ポップミュージックは、後にも先にもないと感じます。
ロック好きにこそ、この辺を真面目に再評価してほしいものだ。

 

ちなみに、わたしは奇をてらってこう言ってるのではありません。
本当に、これらのグループ、シンガーは、曲もさることながら、歌詞が素晴らしいのだ!
こちらを見ていただきたい。

 

 

これも

 

なんて深いんだろう…
 
この後に続けて、例えば、こんなのを見ると、

 

 

 

 

 

あまりのしょうもなさに(ファンの人ごめん)思わずズッコケます…

 

 

まあとにかく、フォーク好きなわたしですが、中でも特に好きなアーティストは、吉田拓郎です!!
彼には「洛陽」「人生を語らず」「どうしてこんなに悲しいんだろう」など、染みる名曲が沢山ありますが、特に好きなのが「唇をかみしめて」という曲。
これ、80年代的なエフェクトがかったドラム、もろライン音のギターなど、サウンド的にわたしの好きな要素は一つもないのですが、しかし、音なんて、楽曲そのものが素晴らしかったら、大して重要ではないといういい見本だと思う。
それと、武田鉄矢の博多弁の曲でも思うのだが、拓郎さんの広島弁?の語り口もすごくいい。
標準語よりも、方言の方が、歌ってものすごく説得力が増す気がするのだが…

 

あと、彼の場合、気合を入れないラフな歌い方も、より説得力ある感じがします。
「唇をかみしめて」の奥田民生のバージョンも聞いたんですが、あの人すごく歌が上手いと思うけれど、あの気合入った歌い方では、この曲の味が全然出てないよ!!と感じました…。

 

 

まあ今回はこんなところで終わりますが、フォーク好きカミングアウト出来てスッキリ気分です。
ハッキリ言って、日本のどのロックバンドより、吉田拓郎の歌が好きです。

 

…あ、ちなみにわたし、団塊の世代とかじゃありません!
1960年代終わり生まれの、ラウドネスとかBOOWYとか、イカ天とか、そういった80年代バブル世代です!!