もう少ししたらぼちぼち、このブログを作ったもう一つの目的である、オリジナル曲をアップしてみんなに聴いてもらおうと思う。
自信があるわけではないのですが、このまま自分しか知らずに消えていくのも忍びないとおもったので。
と、その前に、もうしばらくは、そんなオリジナル制作とか、音楽、バンド活動について、バンドヒストリーなどでは書いてこなかったエトセトラをつづりたいと思います。
これはでしゃべったことと、少しかぶる部分もあるとは思いますが、まあ気軽な感じで暇つぶしに付き合ってください。
元々、複雑な感情の性格な僕は、そういう内面の心の叫びを詩や歌にしたい、自分のアルバムを出したいという欲求が昔から強かったです。
そんな思いがあふれんばかりで、中学生初期の頃から、楽器もできないのに、アカペラでカセットテープにオリジナル曲を友人たちと吹き込んだりして、ファーストアルバム、セカンドアルバムなんて言って、ラベルを作ったりしていました。
そんなマネごとでは飽き足らなくなってきて、じゃあ実際リアルに楽器を持って演奏してみようとなったのは、自分の音楽ルーツで振り返ったとおり、中学1年後半くらいにビートルズ、そして吉田拓郎や海援隊など、日本のフォークの人たちにハマッたことです。
そうして初めてのギターを買って、夢のギタリストデビューしたのはいいのですが、当然何もわからない。
まずはチューニングですが、チューニングメーターというものが当時あったのかどうか定かではないが、ギターに音叉がついてきたのを憶えている。
これでチューニングするんだよと・・・。
でも最初からできるはずもないので、楽器屋さんがチューニングしてくれました。
しかし、家に着く頃にはそれもガタガタに…(>_<)
でも慌て者なうえ、面倒大嫌いの僕は正直、チューニングなんてアウトオブ眼中だった!!!
とにかく早く弾きたい~っ!!
でもどの教則本にもチューニングは大切って書いてあります。
これが合ってないと、とても不快な音が出ますし、他人とも合いません。
何事も最初が大事とはその通りで、僕はこんな始まりだったので、未だについついチューニングというものを軽視してしまう傾向があるのだ。
だいたいこれくらいの、適当な音で合わせ、それで録音などをはじめ、後でキーボードなどを重ねるとき、微妙にキーがずれていたりして困ってしまいます。
その後しばらくも、買ったときついていたその音叉であわせ続け、チューニングメーターを買ったのはライブやるようになって、大分たった頃じゃないかと思います。
それはそうと、この音叉というやつ、いまひとつ初心者には分かりづらいのだ。
音叉はAのキーで、これに合わせるのだと言っても、あってるのかあってないのかわからないまま、オクターブを下げ過ぎ弦がビロビロになったり、
逆に上げすぎて、買いたての新品弦がぶち切れたり・・・、予備が無く終了!!なんてことも(ToT)
ちなみに、僕は最初、このギターのキーであるAとかCとかいうのが苦手でした。
Aのコードと言っても、コードブックにはいろんな押さえ方が書いてあるし、意味わかんねェ~。
ここでもう挫折への第一歩でした。
…というか、僕は実際一度ギターに挫折してます。
ギターを買ったはいいものの、結局個人ではどうにもならなかったため、その楽器を買った店でやってた音楽教室に入りました。
しかし習いに行くも、そこでは松山千春のコピーばかりやらされるハメに。
松山千春のなんか嫌な感じの、涙なんかじゃないわ~、みたいな女々しい感じとか、俺はガツン!と熱いロックがやりたいのに、なんだこれはって思いました。
チマチマ、スリーフィンガーとか「あ~、うっとうしい!!!」
それから一年近く、ギターは埃をかぶったままほったらかしで、触れもしませんでした。
しかし友達に「ギターやってるんだよねぇ~」と自慢だけしてしまっていて、あるとき弾いてみてよと言われ、あわててそこで適当やってみたんです。
しかし、勿論コードも何も知らないのですから、一気に不協和音・・・(ToT)
見事に恥をかき、そこから改めてごまかせる程度には出来るようにしようと思いました。
根がいい加減で面倒くさがりなので、「きちっとやろう!」ではなく、
あくまで「なんとなくそれらしくなってる程度には・・・」というのがミソ!!
でとにかく、腰を据えて真面目に練習をやろうと決意!
書店で「コードブック」と「ソングブック」系の本を改めて買ってきました。
そして、コードの押さえ方を覚え→曲にトライ!
でも僕は、やはり面倒な事がすんごく苦手です・・・。
おまけに、コピーには必ず正解があるというのもつらい。
本家本元がやる歌、演奏の雰囲気が出ていないと、やはり聴いてる側に納得されません。
僕は面倒なのと、歌本を買ったはいいが、それほど情熱的にコピーしたい歌もなかったので、ロクに経験もないまま早々とオリジナル曲を作りはじめてしまいました。
この辺りに関しての細かいエピソードは、次回にでも書きたいと思います。