このブログに来てくださる方は、あらためて何度も言わなくてもおわかりでしょうが、
僕は60年代、70年代、80年代の英・米ロックが好みで、多大な影響を受けています!
ほぼ80%くらいは、そういうのばかり聴いてきたし、今もそういうのばかり聴いています。
これら洋楽は、ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーから、エアロスミスやレッド・ツェッペリンあたりのハードロック、クラッシュやザ・ジャムなどのロンドンパンク、デュランデュランやプリンス、U2などの80年代ニューウェーブ、そしてパールジャムやオアシスからレディオヘッドまで、
音楽スタイル的には、意外と好みに節操がないんです。
とまあ、気がつけばいつも洋楽の話ばかりしてますが、そんな中今回は珍しく日本の音楽の話をしようと思う。
自分は洋楽に目覚め、衝撃を受けた中学生の時に日本の音楽離れをして、そして高校の半ば以降、また日本のバンドとか音楽を、あれこれ聴くようになりました。
その後は、2000年代に音楽関係の仕事を始めるまで、再び日本のロック、ポップスはあまり聴かなくなるのですが、80年代に好きになって、その後も継続して聴き続けている人たちが、わずかながらいます。
その一つは、多分私と同年代、1970年前後生まれなら多分知っているだろう、石橋凌のバンド、
ARBです!
僕は石橋凌の歌や声など、彼のスタイルが実はそんなに好きではないのですが、とにかくその後も折を見てCDをかけるくらい、ARBというバンドの音楽は大好きなのである。
これについては、軽くは語りきれないと思うので、またいずれ深く話したいです。
そしてもう一つ、僕が折を見て聴く日本のバンドがこの人たち、
ゼルダは、80年代に音楽をやっていたという人たち以外には、あまり有名ではないかもしれませんが、女性4人で80年代の初期に活動してたバンドだ。
多分女性ロックバンドの走りだと思いますが、イロモノ色はなく、本格的なバンドです。
それも彼女たちのいいところは、男勝りのロック、あたしたちがかましたる!みたいな感じではなく、女の人しかできないだろう、不思議ちゃんポップビートみたいな、クセになりそうな独特の文学的音楽性だ。
僕が特に、日本のロック史上、最高傑作のひとつと思っているのが、彼女たちのセカンドアルバム「空色帽子の日」です。
徹底した独自の世界、不思議ちゃん文学ワールド、それでいて演奏力はずば抜けている。
この演奏レベルがかなり高いことと、誰のパクリでもないような個性、そしてVoの人のロリっぽい声がなによりいいんだよね!!
ゼルダ↓