今日は地区本部で会議のため、2時間近くクルマに乗らなくてはいけない。
天気も悪いし、こんな日には音楽を聴くしかないでしょう!!
というわけで、さて何を聞こう??
しばらく聞いてないものを中心にチョイスしてみました。
XTC/Drums and Wires
プリンス/CONTROVERSEY
ポリス/白いレガッタ
ボズ・スキャッグス/シルク・ディグリーズ
ジョニーサンダース・ハートブレイカーズ/L.A.M.F.
よし!
なんかジャンルに統一感あるようなないような…。
ちなみに、パンキッシュなものを多く含めたのは、会議での叱咤に負けないために、自らを奮い立たすためだ!!
そして、そんな怒りと興奮を、帰りはポリスやプリンスでさまし、ボズでリラックスという算段だ!!
まあ元々、わたしはいろんなジャンルをごたまぜに聞くのが好きでして、パンクばかりとか、ソウルばかりとかだけを立て続けに聴けない人である。
激しい雨の中、体調も悪いし、道はまさかの大渋滞!!
そんな中、まずXTCをかける。
わたしはポストパンクのバンドで、XTCが一番好きなのである。
初めて聴いた16歳の頃から、今まで飽きることがないグループだ。
XTC - Are You Receiving Me?↓
ところで、このXTCを聴くたびいつも不思議に思うのは、アンディー・パートリッジのギターである。
いわゆる、パンク~ニューウェーブ系のギターで、今聴くと不思議でも何でもない音だが、ブリットやカレッジバンド全盛の90年代ならともかく、70年代当時このギターは相当斬新だったはず。
こういう大本の人たちは、そもそも誰の影響で音色を奏でているのだろうか?
若い頃、まさかクラプトンやペイジのコピーをしていたとは思えないし…。
また他にも、聴くたび思う、XTCの不思議なことが一つある。
それはベーシストのコリン・モールディングについてだ!
日本人でも、アンディー・パートリッジのギターや歌、曲から影響を受けた!という話は、たま~に耳にするが、誰もコリンのことは言わない(知らない?)
彼はXTCで、半数まではいかないにしても、それに近い数の曲を作詞・作曲しているのにである。
それも駄作なんかではなく、アンディーの作品より良いのでは?というのも多いし、アルバムの代表曲なんかもある。
普通、バンドで作品を作ってる人というのは、それなりに尊敬され、クローズアップされるはずだ。
なのに、XTC=アンディー・パートリッジの印象ばかり。
多分、理由は、XTCの知名度自体がそもそも低い。
アンディーのエキセントリックな歌に比べ、コリンのボーカルは普通で特になんてことない。
ルックス的に、印象が薄い…。
こんなところか?
しかし、とは言え、彼はもっと、70年代ブリティッシュ・ニューウェーブの立役者として、評価されてもいいと思う。
わたしなんか、「ニューウェーブサウンドというとこれだろ!」と言いたいくらい大好きな、XTCの「Life Bigins At The Hop」だって、コリン・モールディングの作、歌である。
ちなみに、この曲を初めとする、初期XTCを聞いてると、80年代後半の日本のブーム期のバンド達に与えたであろう、影響をものすごく感じます。
レッド・ウォーリアーズとかBOOWYとか、特にギターは、当時からXTCみたいだなって思ってました。
現在コリン・モールディングはXTCを脱退し、隠居生活のようだ。