昨日、暑い中、友人とオカリナコンサートに行った。電車で2駅隣の芸術劇場へ。友人とおしゃべりに興じていたら、乗った電車が快速だったことに気づかず、2つ目の停車駅で降りようとしたら、ずっと先の駅であることに初めて気が付いた。このボケは暑さの所為?

コンサート会場の入り口はシーンとしている。まさか日にちを間違えた?そこまではボケてはいなかった。我々が少々遅刻したまでのこと。「演奏中は、しばらくお待ちいただくのですが、今なら、入れますよ。」というわけで、暑さを払いのける余裕もなく、着席。

司会者の話が終わり、小柄な外人ッポイ若者がオカリナを吹き出した。日伊親善コンサートとあるからイタリア人か?硬い高音が耳に痛い。オカリナはソフトでまろやかな音という先入観があり、気持ちよく眠ってしまうかもしれないと思っていたが、まったく違っている。自己主張する音でもあるのだ。

日本人の演奏、イタリアの大御所の演奏など、いろいろ新しい発見があり、結構楽しめる。残念なのは会場の人の入りが多くないこと。これだけの演奏をもったいない。

オカリナは日本発祥の楽器だとばかり思っていた。縄文遺跡から発掘された土笛で、古代人が小高い丘の上から、緑の草原を見下ろしながら演奏していたイメージがあった。この素朴な音色が現代人には懐かしく、心を揺さぶる所以であると。ところが,発祥はイタリアであった。今回はその発祥地からオカリナ国際協会の会長である演奏者が来日、演奏したのだ。何本ものオカリナを音程に合わせてとっかえひっかえ、口先だけではなく、全身で演奏。なんだかオカリナの音が違って聞こえる。

クラシックを聴くときの緊張感はなく、イタリア人の軽いノリ、サービス精神に、2,3時間、リラックスした。