私の一日は朝6時頃から始まる。まだ孫たちが眠っている間に朝食の準備にかかる。亭主が365日、朝食は和食。魚と納豆と漬物、それと味噌汁が必須。孫どもも納豆、ぬか漬けが大好き。私が台所で動き出すと、孫どもが目を覚まして台所へ。孫娘は手伝いたくてしょうがない。孫息子は起きたら何か口に入れたい。

登園するまでが戦争だ。まず体温は計り、トイレ、洗顔、髪結い、食事、そして服を着替えて、出かけるとほっと一息。亭主が孫息子を連れて園まで歩いていく。朝の良いエクササイズだ。、娘が、脚がまだ完全に治っていない孫娘を自転車で送る。私は新生児を見守る。ぐっすり眠ってくれることを、娘が早く戻ってくれることを祈りながら。

そして掃除洗濯など、普段の主婦業が始まる。

夕方4時を過ぎると、そろそろ保育園のお迎えの時間。また戦争の始まりだ。
亭主は孫息子を、娘は孫娘を迎えに。私は新生児の面倒を。そして夕食の準備にかかる。

夕食、風呂、そして寝るまで、あっという間のにぎやかな時間だ。

「背中、とんとんして」
「昔話をして」という孫たちのリクエストに答える。電気を消して、川の字になって横になり、両手を孫の背中やお腹を軽くトントンたたきながら、「昔昔…」と話を始める。

3匹の豚の話をしていたのに、いつしかヤギの話になって、「違うよ」と指摘されたり、「その話、昨日と違うね」最近はネタ切れ。「おばあちゃんが作った話にして」とリクエストだが、創作力はない。あの話とこの話が合体してしまう。それでも一日の終わりの楽しい時間である。

いつしか眠ってしまった孫ども二人に、タオルケットを掛けて、健やかに育ってねと心で言いながら、私の一日の仕事が終わる。この忙しい生活がもうじき終わろうとしている。うれしいのか寂しいのか。