2か月前の9月初日に申し込んだ京都の修学院離宮への入園が宮内庁より許可され、万障繰り合わせ先週末行ってきた。

京都はまだ紅葉真っ盛りというには1,2週間早いが、美しいことに変わりはない。修学院へは10日の午後に訪れた。

若いころこの近辺を散策したが、その時の田園風景はどこ?住宅がびっしり。広々とした離宮の中は、静寂。田圃で作業している人の姿も見えた。離宮の中に耕作地があり、私の頭の中に残っているかつての景色をくっきりと引き出してくれた。一時間余り、案内人に従い、離宮内をゆっくり散策。色づた木々の葉、清らかな空気と水の流れ、時はゆっくりと流れ、広い離宮内は別世界。

ここから眺める夕暮れの京都の市内は、薄膜が引かれたようにガスっていて趣があった。もちろん、静寂感が漂っていた。実際は観光客でごった返していたのに。

どこへ行っても中国語が聞こえてくる。白人が歩いている。しかし離宮は日本人だけ。外人枠は別時間。外人はわざわざ宮内庁から許可をもらわなくても、パスポートを見せれば先着人で入れるとのこと。我々は宮内庁に申し込みをし、その後抽選。ネットで申し込みの際、すぐにその枠が無くなり、なかなか抽選にたどり着けない。今回、桂離宮も申し込んだが抽選に外れ、再度申し込もうとしても全く申し込みさえできなかった。とにかく狭き門なのだ。

狭き門であるからこそ、感動も大きい。

せっかくはるばる来た京都。昔歩いたところを散策する。同行した友達二人は、疲れた、もう歩けないの悲鳴を上げる。京都に対する思い入れもあまりなく、おいしいごちそうや紅葉を眺められれば満足で、お寺は2の次。私が引っ張りまわしたのに、迷惑だったみたいだ。

旅行は一人旅が一番。次は気ままに一人で来よう。