昨日の小さな記事に、心が大きく揺れた。 一年前肺がんの疑いと診断された72歳の男性が、何も治療もされず亡くなったという記事だ。解剖結果、死因は肺がん。放置されたガンが一年で命を奪った。「放置された、何も治療されなかった」が、私の心をうちのめす。

私の肺に3つの影があり、ガンの疑い、肺がんの転移の可能性ありと診断され、すでに一年半。治療は何もしていない。CTを撮るたびに、影は少しづつ、大きくなっているが、何の治療もしない方が、長生きできると言われ、何の行動も起こしていない、というか、起こせない状態。

病根を取り除きたい。手術は2度目になるので、片肺だけになる。QOLが著しく落ちるとか。ならば、サイバーナイフで取り除けないかと別の病院で相談したが、3個の癌は治療が難しいとのこと。

肺がんでも、患者の年齢、見つかった時がどのステージだったか、また種類もいろいろあり、がんの位置により、命を奪う時間は異なるが、新聞の記事の患者は、たったの一年間で亡くなってしまった。私が今こうしていられるのも、明日はどうなることやら。不安が募る。

最近、医学の、特に肺がんに関する治療薬は、どんどん開発されており、患者に希望を持たせているが、現実は、私の手元には届かない。副作用がひどい、患者の1割か2割しか効かないとか。でもトライしてみたい。保険の対象になっても、私の通う病院では、標準治療しかできない。転院したほうが良いのか、このまま何もしないか、標準治療の分子標的薬を始めるか。もやもやが、新聞の小さな記事で大きくなる。行動を起こさなけばと思う。