一昨日、小雨降る中、東京芸術大学へ行った。平日なのに多くの人が歩いている上野公園、薄暗い緑の森を通過して、芸大へ。芸大創立130周年を記念して、皇室に収められている日本の逸品を展示をしているのだ。その中に親戚筋と言えるか、姉の夫の祖父,漆芸家戸嶋光孚の作品が展示されているとのこと。彼は京都で活躍していたので、東京芸大とはあまり関係がないと思われるが、とにかく作品に興味がある。
以前東京国立博物館で皇室の秘宝展があり、その中に彼の作品があるかと一生懸命探したが見つからなかった。確かに皇室に献上したか、皇室がお買い上げになったか、いくつかの作品が納められいると聞いていたからだ。その後大宮の鉄道博物館に御料車が展示され、その内装装飾に関わったとして、義兄が博物館に資料を提供し、義兄夫婦と一緒に御料車の外から内側を覗いたことがある。とにかくまじかに彼の作品を見たことはない。
高村光雲の作品で迎えられる。多くの人であふれていて、ガラスケースに近づけない状態。背伸びしたり、一眼鏡をガラスケースにつけ、熱心に見ている人のところで、列の停滞にできた隙間に、体を斜めにすればなんとか列の中に入れそうと、入り込んだり。全展示品を見るのは諦め、係員に戸嶋氏の作品の展示場所を教えてもらい、そこを目標に、超著名な作者の作品をメインに見ながら進んでいく。
全体的に展示部屋の照明が暗く、細部までよく見えない。時の経過で、作品の劣化,退色など仕方がないが、ガラスに顔をつけてもはっきりくっきり見えないのは、残念。特に工芸品は細かい細工、作家の息吹など感じ取ることができない。
戸嶋氏の作品に出合えた。平台の中にあり、真上からのぞき込むことができた。わたしのPCをちょっと大きくしたほどの大きさで、茶色が基調だが、海の色が青緑がかっていて、さぞかし美しかっただろうが、時のたった今は、暗いせいもあって、地味な作品にみえる。蒔絵香盆「岩と浪」だ。花鳥風月を描いた静的な純日本的な作品と趣を異にする。大岩、その周りの浪の動きが表現され、ダイナミック。動的だ。伝統的な蒔絵の技術を使い、ちょっとモダン。昭和3年の製作だが、現代的な香りがする。面白い。
腰の疲労をかんがえ、ほかの作品はさっと通り越し、芸大の食堂へ。学生たちの歓談する姿を見ながら、この中に将来世界に名をはす芸術家が必ずいるはずと思うと、みんな尊敬したくなる。私の妹はこの大学の油絵科に2度挑戦したが、夢破れた。芸大に入れていたら、彼女の人生は全く異なっていただろうと思ったり。緑あふれるキャンパスは雨に濡れていた。
以前東京国立博物館で皇室の秘宝展があり、その中に彼の作品があるかと一生懸命探したが見つからなかった。確かに皇室に献上したか、皇室がお買い上げになったか、いくつかの作品が納められいると聞いていたからだ。その後大宮の鉄道博物館に御料車が展示され、その内装装飾に関わったとして、義兄が博物館に資料を提供し、義兄夫婦と一緒に御料車の外から内側を覗いたことがある。とにかくまじかに彼の作品を見たことはない。
高村光雲の作品で迎えられる。多くの人であふれていて、ガラスケースに近づけない状態。背伸びしたり、一眼鏡をガラスケースにつけ、熱心に見ている人のところで、列の停滞にできた隙間に、体を斜めにすればなんとか列の中に入れそうと、入り込んだり。全展示品を見るのは諦め、係員に戸嶋氏の作品の展示場所を教えてもらい、そこを目標に、超著名な作者の作品をメインに見ながら進んでいく。
全体的に展示部屋の照明が暗く、細部までよく見えない。時の経過で、作品の劣化,退色など仕方がないが、ガラスに顔をつけてもはっきりくっきり見えないのは、残念。特に工芸品は細かい細工、作家の息吹など感じ取ることができない。
戸嶋氏の作品に出合えた。平台の中にあり、真上からのぞき込むことができた。わたしのPCをちょっと大きくしたほどの大きさで、茶色が基調だが、海の色が青緑がかっていて、さぞかし美しかっただろうが、時のたった今は、暗いせいもあって、地味な作品にみえる。蒔絵香盆「岩と浪」だ。花鳥風月を描いた静的な純日本的な作品と趣を異にする。大岩、その周りの浪の動きが表現され、ダイナミック。動的だ。伝統的な蒔絵の技術を使い、ちょっとモダン。昭和3年の製作だが、現代的な香りがする。面白い。
腰の疲労をかんがえ、ほかの作品はさっと通り越し、芸大の食堂へ。学生たちの歓談する姿を見ながら、この中に将来世界に名をはす芸術家が必ずいるはずと思うと、みんな尊敬したくなる。私の妹はこの大学の油絵科に2度挑戦したが、夢破れた。芸大に入れていたら、彼女の人生は全く異なっていただろうと思ったり。緑あふれるキャンパスは雨に濡れていた。