孫はしばらく発熱がなく安心していたのに、一昨日、急きょSOS。 保育園で37度9分まで発熱。38度に1分届かなかったので、辛うじて親への呼び出しはなかったが、翌朝、38度を超えていて、登園は無理。 母親が遅刻しても出勤したいというので、私の出番となった。
私の到着に、元気そうに玄関に迎えに出てくれたけど、目が何となく腫れぼったい。頭を触ると熱い。39度近くありそう。最近幼児に肺炎が流行っているとか、心配だ。いつもかかっている小児科は午後のみの診察。母親から発熱の経過、食欲、排便など、情報を得、診察券など受け取る。
母親が出かけそうだと察したのか、孫はべったり母親にくっつき、母親の手に自分の手を、しっかりと絡めていた。離れたくないのだ。
まだ到着して30分もたっていないのに、「おばあちゃん、帰っていいよ」とのたまった。カチンとくるけど、冷静に、
「おばあちゃんはいないほうがいいの?」
「うん」
「ママ、ちょっとお仕事いくのよ。」孫の顔色がかわる。「おばあちゃんと留守番してようね」納得すれば聞き分けの良い子になるはず。
「やだ」
「一人で留守番できるの?」
「できる。おばあちゃん、帰っていいよ」
私が朝早く行く時は、母親が自分を置いていくのが分かっているので、孫は戦々恐々。どんなに私がかいがいしく面倒見ても、母親がそばにいるだけの存在でも、私に勝ち目はない。私がいなければ、母親と一緒にいられるから、私に冷たい態度をとる。幼児が最大の知恵を絞っているのがいじらしい。
結局、熱がぽっぽと上がる孫を無視できず、母親は出勤を諦めた。
仕事を持っていて、育児、そして来年には第2子を誕生予定している母親。これからどうするのだろうか。 仕事を継続できるのだろうか。子供は社会の宝、親はなくても子は育つとはいえ、子育ては親の責任である。言葉には出さないが、子供はさびしい思いをしている。
せっかく入れた保育園だが、母親が退職すれば、すぐに保育園は退園となる。子供にとって一番快適なのは?来春にはどんな生活をしているのか。近所に同年位の子供がいないので、マンションの一室で、母親と赤ん坊と3人だけで日中を過ごす?私の出番が多くなるのは覚悟しているが、私だって爆弾を抱えている身。そして日ごとの老化は止めることができない。厳しい社会である。