昼食時、テレビから流れてきた「肺の悪性腫瘍』って言葉に、エッ、誰が?と注目。又誰か有名人が忙しくて、健康過信で、医者へ行かず、末期まで気がつかなかった?ヘビースモーカーだった?
 
俳優の古谷一行さんに、肺に悪性腫瘍があるのが分ったとのこと。「悪性腫瘍」が癌であることを、ドクターに宣告された時、直ぐに癌と結び付けられたろうか。一時、頭の回転がストップしてしまわなかった? 
 
3年半前の自分のことを思った。 医者から「悪性です」といわれたとき、頭がボーとして、悪性と癌とが一瞬結びつかなくて、数分後、やっとこれが癌の宣告なんだと気がついたっけ。診察室から出てから、こんなに元気なのに、肺癌で近いうちに私は死ぬ運命なのだと自分に納得させていた。
 
肺癌イコール死だったけど、3年半たった今、自分が癌だったのを忘れることがある。
 
古谷氏は定期健診で発見され、年内に手術するようであるから、初期であるのは確からしいが、肺癌は肺癌。あなどれない。手術が終わるまで、頭のどこかで、「死」という文字が浮上したり、沈潜したり、動揺するかもしれないけど、とにかく,医療関係者の努力のお陰で、信じられないほどの速さで癌の治療は進歩している。どんどん新薬が開発されている。良い時代に癌になったもんだと、感謝したくなるものだ。
 
ケロッとして、命を再生してきたよと、舞台に戻ってくる姿を期待したい。