1人、ふらりと電車に乗って、あちこち出かけることが出来なくなった。
昨日、東京に出かけようかと、前の晩、スイカ・カードやらハンカチ、マスクなどバッグに入れ準備万端整えたが、朝になると、やっぱり出かけたくない。「せねばならぬ」用事ではないので、止めた。閉じこもりというわけではない。また電車の中で地震にあったらどうしようと言う思いが、足を止めさせるのだ。
11日の地震の翌日、帰宅の電車の中でハラハラしていた自分を思い出す。一駅二駅通過する時は戻ればよいとまだ気楽だった。しかしその後、ここで電車が止まったら、どこにどう帰るか、又足が無くなったらどうしようと不安。どうか無事、電車が走り続けてくれますようにと、祈る思いだった。やっと自宅近くの2,3前の駅に来ると、ここからなら歩けると、安堵。
そんな思いはしたくない。もうしばらく、地震が治まってから出かけることにしよう。
そんな思いを抱いているのが私1人ではないことが分かった。
「明日、前々からの約束があるんだけど、行きたくないのよね」と知人。電車が途中で止まってしまったら、どうしてよいか分からないから、行きたくない。どうしようと。
まだ余震は治まっていない。本震の25,6日後までに、大きな余震が起こる確率が高いという情報もある。気まぐれな自然というナマズのご機嫌は、誰にも予測できない。
復興には、寄付する、ボランティアをするのは勿論だが、今までどおりの生活をし、消費して経済を活性化するのも一助という。被災者のことを思うと、引きこもって質素になりがちだが、それでは日本の経済は縮小するばかり。とはいえ、明るく、カラ元気に振舞うことは、はばかられる。
せめて余震が治まってくれれば、もう少し活動的になれるのに。