原田裕子さん
先日高校を卒業したばかりという今までで一番若い子達のレッスンをしました。
卒業式を終えたものの、今月末の吹奏楽部定期演奏会に現役生としてのる最後のステージで使う髪飾りとコサージュを作りにトランペット、クラリネット、パーカッション、チューバ
の四人の皆さんがレッスンを受けてくれました。
定期演奏会のタイトルは BLUE ROSE
前任の先生が指導に来てくれた際に話してくれた、サントリーが長い時間をかけて開発して世に送り出した青いバラ。見たことが無い子が多いと知った先生が、昨年は青いバラの生花の花束を届けてくれたそうです。
原点を振り返ることでもある青いバラ。今までの吹奏楽部へ道のりに感謝し、また自分達らしいBLUE ROSEを作り上げたいということで、自分達も身につけ、またステージでは青い花束も演出として使う予定だとか。
演出の確認や練習、搬入搬出などを考えるとアーティフィシャルフラワーは扱いやすく、そして何よりもこだわった青いバラという限定された色の花材を準備してあげられたのは、アーティフィシャルフラワーだからこそできたことだと思います。
一所懸命考える女の子達にまじり、ワイヤリングを頑張る男の子。みんなでワイワイと演奏さながら、それぞれの個性を生かしながら、最後に上がるステージに正に花を添える素敵な作品を仕上げました。
三年間の最後を飾るお花のお手伝いが出来たことをとても嬉しく思いました。