こんにちは、カリーニョですラブラブ

 

年末に以前治療をしていた不妊治療のクリニックから連絡があり、残している凍結卵はどうしますか?と聞かれました。

2020年に治療を開始して(当時ギリギリ40歳)、採卵し、胚盤胞になった3つを凍結し、それを利用し2021年(42歳)にまめ子が、2023年(43歳)にまめ太郎が生まれました。


元々、子宮内膜症、卵巣嚢腫があったので自然妊娠は難しく子供を持つ為に不妊治療をしたのですが、年齢的なデータから行くと40歳を超えて一回の採卵で胚盤胞になったものが3個、さらに移植一回目でどちらも妊娠しているのは、かなり良い成績だったのでは無いかなと思います。ほとんど奇跡に近いかと思います。


私は高血圧の既往症もあるし、妊娠中も出産後も高血圧が悪化したし(現在は投薬でコントロールしています)妊娠中の血中糖度も高くなりやすい為、妊娠糖尿病の検査も何回もしました。

なので、年齢的にも体力、体質的にもこれ以上子供を持つのは厳しいと思いました。


最後の一個の凍結胚は、そのまま保存するならば年間の保管料が数100ユーロ掛かります。現在の日本円でのレートでは考えたくないですが。


なので、最後の一個の凍結胚は廃棄する事に決めました。


しかし、廃棄します、はい、そうですか。廃棄します、ではなく、2人の医師からの診断書が必要との事。


端的に言うともう子供を持ちたくない理由を医学的に証明する診断書が必要との事。


なので、私立病院で一番お世話になった産婦人科医の先生と公立病院の家庭医にお願いしました。


証明書に書いてもらった事は

年齢的に妊娠するのが体力的に難しい

妊娠中に高血圧がかなり悪化し、出産後もコントロールするのが難しかった

子供は2人いるのでもう持ちたくない


2名分の診断書を提出して、最後の一個の凍結胚は破棄されました。


何とも言えない気持ちでしたが、もう1人家族に迎えるのは非常にキツイのでこれで良かったのだと思う様にしています。


コロナ禍に治療を始めて、手術をしたり体力的にもきつい事もありましたが、お産もスムーズだったし、可愛い子供達と過ごせているので、本当に治療をして良かったと思いました。


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛(ヨーロッパ人)へにほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ にほんブログ村 海外生活ブログ スペイン情報へ