こんにちは、カリーニョですラブラブ


セビージャ滞在3日目。

この日は、セビージャ市内から足を伸ばし、我々日本人の祖先が定住したコリア・デル・リオという町へ向かいました。


今回、お食事中の方は少し控えた方が良い表現があります。

セビージャ市内からは車で30分前後。


時は遡る事、戦国時代。

仙台藩の伊達政宗がスペイン人宣教師と支倉常長をリーダーとする慶長遣欧使節一行が踏み入れ、長期滞在した土地でもあります。

使節団の水夫などが任務後もここに定住した事から日本とゆかりがあるのです。その時に定住した人達は苗字をスペイン語で日本を意味するハポンと変え、今もハポン姓を名乗る人が数百人ほどいるそうです。

今回ここにある支倉常長の銅像を見るのが目的。


銅像があるのはカルロス・デ・メサ公園の近くの空き地に車を停めるスペースがあったので停めたら、朝なのにドラッグをキメたラリった兄ちゃんに小銭をせびられました。

他のスペインの地域は知らないですが、カディス県、マラガ県、セビージャ県ではこういう駐車場で違法に駐車料金を搾取する人がいるんです。大抵60セント位渡す様にしてますが、この日は本当に小銭がなかったのですごく申し訳なさそうに15セント渡しました。

ちょうどゴルカさんの会社の車も交換されたばかりなので、初っ端から傷つけられたりしたら困るので穏便に。それにラリってるから子供に危害を加えられたら困る。


日本にゆかりがあるという事で、公園の名前はスペイン語、日本語、英語で書かれていました。


そして、お目当ての支倉常長像とご対面。



銅像は日本のある東の方角を向いていました。
台座には説明文がスペイン語と日本語で書かれていました。


ここにも書かれている通り定住した人達は、何ヶ月も掛けて船で日本に戻る事よりスペインでの生活を選んだ訳ですが、何百年も後に同じ日本人が訪ねてくるとは思いもしなかったでしょう。


天気も良く絶好の観光日和。


銅像のある一角には鳥居と



現在の天皇陛下が皇太子時代に植樹した木の二代目があります。

わかりづらいですが、手前の細い木。


二代目って何?って思われた方、こちらをお読みください。



なんと木が根付かなかったそうで枯れてしまった様ですガーンガーンガーン

令和の天皇として即位された事から再度桜の木を植樹したそうです。というわけで二代目なのです。


ここの一角はイタズラなどを防ぐ為か、この様な柵で覆われていて、常時開放している訳ではない様です。

Googleマップのレビューによると中に入れなかったというコメントもあり、この後まめ子を遊ばせた後もう一度通ったら、門は閉ざされ鍵が掛かっていました。


そして、ここの公園の遊具がなかなか素敵でまめ子歓喜!

海賊船をモチーフにした遊具。





地面は転んでも痛くない柔らかい素材。とにかく飛んだら跳ねたり楽しそうでした。

ぼくちゃん、お目覚め。


この後、お腹空いてギャン泣き。公園のベンチに座りながら授乳してると

ブリブリブリ!

と激しい音が笑い泣き


これは、あれです。うんちうんちうんちです。


この感じ漏れたのもわかったので、移動してうんちが色んなところに付くリスクを考え、そのままベンチで青空の下お召し替えさせていただきました笑い泣き笑い泣き笑い泣き暖かい日で尚且つ風がなくて良かった爆笑予備の洋服を持ち歩いていて良かったです。


ここの公園は公衆トイレもありました。日本人も来るからトイレ作っとけとなったのでしょうか。

基本的にスペインでは外で公衆トイレに遭遇する事が難しい上、あっても汚い事が多いのですが、ここは綺麗でした。スペイン広場のトイレに比べたら良心的。

公園にはさらに社がありました。



こちらのお嬢さん、石や枝などに興味津々なお年頃。


寄贈された方の説明書きの書かれたタイルがありました。


ここにも書かれている通り、

武士達の魂がいつでも自由に時を行き、帰ってほしいという作者の願いが込められています、という文に涙が出てしまいました。

今でこそ飛行機ならば1日あれば日本に行ける時代になりましたが、船で何ヶ月も掛けないとたどり着けなかった日本への思いは計り知れないものでしょう。

魂は自由、こういう発想は日本人らしいし、キリスト教に改宗しても日本の文化風習などは色褪せる事はなかったのではないかなと思いました。

8月15日には灯籠流しがあるそうなので、来年は来てみたいですが、真夏のセビージャ40度越えはザラなので、なかなか躊躇するイベント…

社の部分は特に門などではガードされていませんでした。不敬な行為をする人がいない様で安心しました。


サッカー選手の銅像の前で記念撮影するまめ子。


公園の向かいはグアダルキビル川が流れています。

お昼ご飯までしばしお散歩。


やっとBabyzen YOYOのボードを乗りこなしてくれる様になりました。


まめ子13キロ+まめ太郎8キロ。平地ならばそこまで重労働ではないベビーカー移動。

Babyzen YOYOは+6のカバーに変えたのですが、限界までシートを倒してまめ太郎を乗せてます。腰が安定したらシートはもう少し垂直に近づけられるので、まめ子はボードにももっと乗ってくれると思います。


お昼は公園のすぐ横にあるこちらのレストランへ。

Lantana


前日に会ったゴルカさんの元部下の話によるとセビージャは川沿いの町なので、鴨をよく食すそうです。なので、コリアに行くなら鴨を食べたら良いよ、と言われました。


前菜にホタテ。マッシュポテトが敷かれているんですがピスタチオのソースも激ウマだった一品。


鴨の雑炊。


鴨の出汁がすごい出ていて美味しかったです。

が、セビージャ初日の夜に食べた鴨の米料理の方が個人的には好きでした。

煮込むより焼いた鴨の方が私は好きです。


雑炊は結構量あるから、とお店の人に言われてましたが、案外あっさり食べ尽くしてしまい、最初にお勧めされてたほうれん草のフライサラダも追加で頼みましたが、これが大当たり!


おそらくエアフライヤーで揚げたほうれん草。中にはレタスが隠れていましたが、大量のエビにナッツ、とろみのあるバルサミコ酢がかけられていて、とても美味しかったです。

サラダに感動する事なんてなかったですが、これには感動しました。まさに空気の様な食感でした。


まめ子はプチェロと呼ばれるシチューのクロケッタとフライドポテト。こちらも完食。


ここでも我が家のぼくちゃんが事件を起こしてくれました笑い泣き

本日2回目の盛大なるうんち

お尻壊れたのかな?と思うほど。

お店のトイレはおむつ交換台がなく、ベビーカーで外出ておむつ変えるかーと思っていたら、まだ店内に我が家しかお客がいない事もあってか、椅子を数個合わせて、使い捨ての不織布のテーブルクロスを敷いて、ここでおむつ変えて良いですよ、と言ってくださりましたキューンキューンキューン

他にお客さんがいたら無理でしたが、起点の効いたサービスに感動しました。

ここは文句なしで⭐︎5つ。


お昼を食べた後は、車で再びセビージャ市内へ戻りました。


続きます。



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