こんにちは、カリーニョです
先日、まめ子の通う保育園で遠足がありました。
各自現地集合というタイプの遠足。なので、任意参加。
そういえば、まめ子はピクニックの経験は桜を見に行ったアルファルナテ以来。
と、いうことで遠足で行く所は当日のお楽しみに、ということで予行練習を兼ねてお弁当を持ってピクニックの出来る公園へ。
雲はちょこっとあるものの、真っ青な青空。ちなみに11月です。日差しの下は暑く、強い為しっかりと私は日焼け止めを塗りました。もちろん半袖で過ごせました。
誕生日にマドリーナからお弁当箱をプレゼントされたので、この日初めて使いました。
中を開けるとこんな感じ。
私は朝からお弁当作り頑張った。
おにぎりの海苔は
日本に帰国した時に買ったこちらを使いました。
こちらは家で撮影したもの。
左のお弁当箱は数年前にまめ子のパドリーノで私の親友Rくんからのプレゼント。
自宅で撮った写真。
白いのはうずらの卵ではなくミニモッツァレラチーズ。唐揚げと卵焼きは、ザ・日本の弁当って所でしょうか。
これとは別にゆかりおにぎりを作りました。結構時間がかかってしまったので、本番は前日におかずを作って当日朝はご飯を炊いておにぎりを作って詰めるだけにしようと思いました。
初めての場所なだけに周りが気になって仕方ない為、食事が進まない…
一応、フルーツのデザートも入れました。
ここの公園は鴨や水鳥がたくさん住んでいるので、そこらじゅうにいました。
セマナサンタの時に行った動物園とはまた違う動物との触れ合い。こちらは無料。
さすがに野生動物だし、鳥は菌を媒介するから触らせない様に必死にディフェンスする私。
しかし、鳥達も賢いというか自分の身を守るために必死に子供達から逃げ回っていました。
まめ太郎はピクニックシートの上でごろりん。
タミータイムも満喫。
まだ寝返りしてないけど、そろそろしそう。
近くにはコウノトリがいました。
写真右側の鉄塔の上にある金網は、巣を作っても良い様になってます。いつも巣があるのに壊れちゃったのかな?
ぼくちゃん、青空の下でまったり。
最後、まめ子は帰りたくないとイヤイヤで、ゴルカさんと私は白目剥きましたわ…
そして、遠足当日。
集合時間に遅れる事20分。既に集まってはいたものの、私達の後にも遅れてくる家族が多数。
まめ子を早速放牧するも、
あれ?全く馴染んでない?
どうやら場所見知りと大勢の父兄もいる事で人見知りも発動した模様。
去年の担任の先生に、「まめ子は意外と
シャイなんですよ。」とこれまた親の知らない一面を知る事に。
クラスメートの子がまめ子と遊びたくて近付くも、「No!」と言って拒否。つれない女。
そして、何故か父兄さん達もお友達もみんなまめ子の事を知っている。悪い意味ではなくて良い意味で。みんなに名前を呼ばれて割と人気者なのに、ツンデレ披露。
遅れてママ友BちゃんとBちゃんのご両親、Lくんがやってきて、やっと知ってる人が来てからは安心したのか、Bちゃんのお母さんが拾ってくれた松の木の枝を使ってLくんと2人でBBQする場所を掃除しだしました(笑)
2人で仲良く遊んでるから、この2人はそれなりに協調性はあるんでしょう。
外部の英会話教室の先生をお招きして、英語のアクティビティもありました。
スペイン人の先生なので、やはりスペイン訛りが…
うちのゴルカさんもそうですが、スペイン人の英語の発音はスペイン語に引きずられることが多いので、まめ子にはしっかりフォニックスで発音を叩き込まないと。
アクティビティは興味津々で先生に近付く子、離れてみる子(Lくん)、立ったまま呆然とみる子(まめ子)
と色々でした。
その後は音楽に合わせて踊るアクティビティ。
子供向けの歌や踊り、日本のみんなの歌的な物は私は知らないので、こういうのって地味に文化の違いだし、親が知らないって事で子供に恥をかかせる事になるのだろうか?と終始頭の中をぐるぐるしてました。
子供達を見てると積極的に踊る子、我関せずを突き通す子(Lくん)、近くに寄るも様子を伺う子(まめ子)とやはり様々。家ではおかあさんといっしょの暖かに合わせてジャイアンリサイタルをしながら踊ってるのに、やはりシャイな性格なのか、積極的には踊っていませんでした。
タイムスケジュール的な物はあってない様な感じで、適当にご飯を食べて14時くらいに解散、みたいな感じでした。
いつも送り迎えの時に顔を合わせる父兄さんともお話をしたりしました。私が外国人という事もあり、積極的に話しかけられることはないですが顔見知りの方とはいつもより会話をする事が出来ました。
そして、お弁当タイムでもまた私はカルチャーショックが。
お弁当は先日のピクニックに持って行ったものをまた作ったんですが、スペイン人の皆さんは、というと
・サルチチョン、サラミ、生ハムなどのエンブティード類
・パン
・トルティーヤデパタタ(いわゆるスペイン風オムレツ)
・ポテトチップス
・エンパナーダ(肉やツナ、野菜などの入った薄いパン)
という事で、日本のものとは違う。
そして、かなり皆さん食料を大量に持ってきていました。
私は自分らの分しか持ってきてなかったので、そういう意味ではスペインの文化を知らないので、ちょっと恥ずかしいな、と思ってしまいました。
子供を持って、子供を通じて知るスペインの文化もあり、まだまだ知らない事がたくさんだなーと思いました。
この日、森の中にはフンコロガシがいたので、まめ子と一緒に見ていたら、気づけば私の周りにはまめ子のクラスの男の子達に囲まれて、フンコロガシ観察を一緒にする事に(笑)ひっくり返ったフンコロガシを木の枝でひっくり返すお仕事をさせていただきました。ヤングなキッズには大ウケの大役で、楽しかったです。
うちのゴルカさんは虫がダメな乙女なので、虫などのゲテモノ担当は私です。
そんなこんなでフンコロガシを観察してたら、見かけた事のないちょっと大きめな男の子がいて、お母さんがロシア語?らしきもので話しかけてたんですが、思い切って彼女に話しかけてみたら、ウクライナ語との事。
話をしていたら4ヶ月ほど前にここに移ってきたそうで、それまでは戦争から避難してデンマークに居たそう。
彼女の息子くんがまめ子より一回り大きいので何月生まれ?と聞いたら3月生まれとの事。お父さんも大きいそう。
スラブ系の骨格はラテン系ともアジア系ともまた違いますね。
そんなこんなで色々と話をして彼女、Aさんとも仲良くなりました。
彼女はまだそんなに長くスペインにいるわけではないのに、スペイン語が上手で私ももっと頑張らねばと思わされました。
そんなこんなで新しいママ友も出来たし、色々と私にとっては学びや新しい発見のあった遠足でした。