こんにちは、カリーニョです
先日、夜インスタグラムを開いていたらふと目に止まったのがマルベージャにあるレバノン料理レストラン。
何やらカフェではアラブスイーツが食べられるとの事。
と、いう事で早速行ってきました。
デリの販売をしている店舗とカフェの店舗が別々の入口から構成されている店舗で成り立っていて、私達はカフェの店舗で食事をしました。
アラビア語が書かれてるお皿。
スパイスの香りが豊かな牛肉と玉ねぎのコロッケ
カボチャとほうれん草のコロッケ
スペインのコロッケよりも外側が固いタイプ。デュラムセモリナ粉の衣かな?コロッケ大好きまめ子はしっかり食べていました。
葡萄の葉で包まれたお米とミントのドルマ
私が以前イスラエル人の人から教えてもらったレシピと同じ。美味しかったですがまめ子には不評。
フムス
こちらは、私が作るよりも酸味が強めでガーリックが控えめで美味しかったです。次からは味を変えて作ってみようと思った味。
私がメインで頼んだのはスパイスの香りが食欲を誘うチキンレッグとバスマティライス。ハリッサもついていました。
チキンがほろほろでした。しっかりと味もついていたので、とても美味しかったです。ハリッサで味変出来たのも良かったです。
まめ子も食べてくれました。
ゴルカさんの頼んだクレープに似たような生地にひき肉がサンドされている料理。
ヨーグルトをかけて食べるのですが、このヨーグルトもコクがあって美味しい。
そして、〆のデザート。むしろこれメインで来たと言っても過言ではない(笑)
こちらはバクラヴァ。
今回はトルココーヒーと共に。
スパイスが効いているコーヒーで煮出して上澄みだけ飲むタイプ。久々に飲みましたが本当に美味しい。
そして、私のお目当てはこちらのクナフェ。クナファと呼ばれる地域もある様です。
細いパスタの中に牛のチーズが入ってて、甘いシロップが掛かっているこちらの中東スイーツ。暖かいうちに食べます。チーズが伸びて美味しい。
私が初めて口にしたのは、イスラエルの北部の町アッコー。美味しくてかなり衝撃を受けました。
忘れられないスイーツでしたが、なかなか食べられる所がなく。
アラブ文化と言っても、私には語る資格などないですが、アラビア語を話す国は多くともスペインの近くのモロッコでは食べられてはいないような感じです。というのも、私の住む町のモロッコ料理レストランでは見た事がない。似たようなものを食べてても微妙に地域差があるのだと思います。
そして、お腹いっぱいだったので、持ち帰りでバクラヴァも購入。
住んでいる町のモロッコ人のやっているパン屋でも買えるのですが、写真右上の様な細いパスタで作られた物はなかなかお目にかかれない一般。
ピスタチオのものばかり買いましたが、ピスタチオが香ばしくとても美味しかったです。
ここは絶対にリピートすると決めました。
お店は狭いので他のお客さんとの距離も近いのですが、まめ子が飽きてペッパピッグ見たりしていたり、まめ太郎が泣いたりしても、他のお客さんはいいよ、いいよ、と大人しい方だよと言ってくれて、ありがたかったです。そして、皆さんとてもフレンドリー。
土地柄外国人も多く、お茶しに来ていた男性はレバノンとオーストラリアのミックスの男性。
彼も我が家と数ヶ月違いの子供が2人いるそうですが、まめ子がたまに飽きていてもずっとベビーチェアに座っていられる事がすごい!と褒めていました。
言語の話になり、彼自身はオーストラリアで生まれて育ったそうで、レバノン人の母親からはアラビア語、オーストラリア人の父親と外の世界では英語で育ったそうで、母語継承として私が日本語で話している事は将来子供の為になるよ!と言ってくれました。
もちろん子供達のモチベーションにもよるとは思いますが、実体験として異なる言語を話す人の話を聞くと私達も頑張っていこうという気持ちになりました。
お店を出て駐車場へ戻ると私達の車を見ている老夫婦がいました。実は私スーパーの入り口で右後部座席ドアを擦り、ドアが悲しい事になってます…
ひどい傷だなーとか言われるのかと思いきや、そのご夫婦、私が乗っているヤリスクロスの元バージョンのヤリスを先日買ったそう。しかしこのモデルもあるんだーと見ていたそう。
ちょっと立ち話をして、ゴルカさんも「うちの父もヤリスをずっと乗ってたんですが、荷物があまり乗らないって事で最近これに買い換えたんですよ。」と話してました。
そして世間話をしていたら、こちらも国際結婚カップルで旦那さんはスペイン人で奥さんはフランス人。
スペインに住み始めた当初は奥さんはスペイン語が話せなかったそう。
私もそうだったので、同じ境遇だね、と旦那さんが言ってましたが本当その通り。
車見せてくれてありがとう!と言って老夫婦は去っていきましたが、普段あまり来ないエリアに来たら、自分の住んでいる町とはまた違う体験が出来てとても新鮮な1日でした。