2007年 6月 28日
まだ寝たきりの状態で、
下半身も動かないし、
声も出ないけど、
とりあえず酸素マスクも外れて、
点滴も外れて、尿の管も外れて、
食事も取れるようになってる。
主治医の話では、
この世の中の外科手術の中で、
最も広範囲の切開で、
背中側の左脇から心臓の下を通って、
胸の中心まで切って、
そこから更に下に足の付け根まで
切ってあるんだって。
・・・こわ!
人間ってこんなに大きく、
10時間以上も切り開いても、
蘇生するんだな~って変に感心しちゃった。
(ちなみに夫は脳だけ血液を送って、
心臓や内蔵機能は全て20度まで下げての、
仮死状態での手術だった)
そんで、
「後2ヶ月の命だった事を考えれば、
すごい生命力ですよ」
って言われた。
回復も早いし何より順調だし、本当にすごいわ。
昨日はもう変なことを言う事もなく、
ずっと手を握りながらいっぱい話が出来た。
たまに傷口が傷むようだけど、
もがき苦しむほどじゃない。
私がいると夫もゆっくり出来ないだろうし、
「帰るね」って言うけど、
「いて欲しい」って言う。
ん~。私はゆっくり休んでて欲しいんだけどなぁ。
リハビリはベッドの上足を蹴る動作をしたり、
ベッド脇に座る練習やら、
立ち上がる練習なんかをしてるけど、
まだ下半身が動かないから、かなりキツそう。
傷口が開くんじゃないかとか、
もっとゆっくりさせてやってくれ~!
って思ってしまうので、
もうリハビリは見ないことにする。