旦那、

あーあ美人薄命だし、いい方ほど早く亡くなる。

私もその部類かもと本気で嘆いたら

旦那、

速攻

鼻で笑わいながらいいました。

ニヒヒだから大丈夫だよ、あーたは、
ほら憎まれっ子だから
世にはばかるから大丈夫。

だと、

そこまで私が憎いのかと

一瞬氷つきました。

がんセンターは緩和ケアがないので、その時のために早めに緩和ケアの病院を選択するようにと言われ
緩和ケアの病院を目星をつけたら、そこと話しを通してくれて、その病院の電話番号と紹介状を手渡され、一度顔合わせの予約を取るようにと言われた。

これって結構、精神にずーんときます。
結局、私は今の抗ガン剤がきこうが効くまいが、将来緩和ケアのお世話になる決定って事だよな、、、

抗ガン剤前の診察終わるたびに、診察室をでた直後に看護師さんが後を追って来て

お願いその後お気持ちは落ち着かれますか?大丈夫ですか?何かご相談ありませんか?

と同情してます顔いっぱいに書いて毎回聞いてくる。

その度に、あー私の状態ってもう末期なのねーと凹む。

憎まれっ子でも、不美人でも、短命なのは関係ないんじゃん。

イリノテカンの副作用で、髪の毛がスカスカになっちゃったので思い切って剃って坊主にした。

旦那は、バリカンで剃ってくれたのだけど、剃った途端に

手を合わせてきた。

小坊主にしか見えないんだと、

手を合わせてもご利益あげない。どうせ私は憎まれ坊主だから。

さて、

毎週行っている温泉の脱衣場で、
被っていたタオルをとった私のツルッパゲをみて察したらしく

全裸のおばちゃんに声をかけられる。


デレデレあーた、私ちょうどがんに関する事をしてるのよ、抗ガン剤や手術でも治らなかった人が、私が紹介するなんちゃらを飲んだら嘘みたいにがんが消えたのよ。
私のお友達がやっぱりがんになっちゃって、なんちゃらを紹介したら、そのお友達に、そんなに効くものなら病院で処方されているはずだから、と言ってきて、断られちゃったのね、だけどそのお友達、どんどん進行して手のほどこしようがなくなったら、私のところにきて、なんちゃらを紹介してって来たんだけど、もう手遅れで、そのお友達亡くなったのよ。

とおっぱいを、私に向けて永延と話しが止まらない。


あーーー典型的な民間療法、私が紹介するあれしないと死ぬ死ぬおばちゃん に捕まってしもーーた。

何か言ってもあれだし、私は、適当にかわしながら、服を着て、帽子を被って、もう帰るまでになっても

おばちゃん全裸でまーー話す話す。15分たっても止まらない。お風呂入る前なのに、冷えないかな。


挙句のはてには
ニヒヒこんな温泉入ったって効かないわよ、玉川温泉だって湯治にいったら余計悪くなる人もいるのよ
私のなんちゃらは、それなりに高いけど、とても効くのよ

と、私の気休めの温泉まで全否定の上のセールス。

がんの民間療法の典型セールストーク

がんが消えた、と言う言葉に、ふらーと心が揺れる

そこに漬け込む人は、がんになったら自分が勧めた治療法を取り入れるのかな、

そう言う人はがんにならないのかな、

いわゆる憎まれっ子世に、、、?

話はかわって

アメブロのがん闘病ブログを読み漁っている人達が、

あの人のブログのあの最後は悲しかったとか、あの人は詐病だか、あの人は綺麗だったとかなどと、

書き込んでいる電子掲示板の存在を知って

とても悲しい気持ちになって、SNSに書くという事は、いろんなところにさらされているんだなと思う今日この頃

多分読者が少ない私のブログは読まれてないと思うけど、やっぱり、なんだかなーと思う。

と言う事で闘病ブログはここでいったん休止します。