口さが無い人からは、よく中途半端に首を突っ込んで中途半端な奴と言われている。

許状も中途半端で、才能もないのにどうして茶室を作ったの?と聞かれる事もよくある。

やっかみかなと図々しく考えて、何を言われてとスルーしている。

が、

中途半端で何でも首を突っ込みたくなるしょーもない性格は認める。54歳にもなって達成したものなど何一つもない、英語もフランス語も、フランス料理も、仕事も、お茶も、なにもかも、
凡才どころか不器用なのでいつもビリから数えた方が早い。だからどの習い事でも、職場でも、先生やら上司から目をかけられて抜擢された事など一度もない。

あーあ、癌になっちゃって、わたしゃなんのために生きているんだか、劣等感ばかりの人生

なーんて思っているんだが、

全部が中途半端にならない様に何かを手放す覚悟をすべきと思います。

とどストレートに言われたら、何かが吹っ切れたよ。

反骨精神旺盛な私、

中途半端万歳!になって来て、中途半端を極めようかなと思いはじめて来て、

月一定例会、私の病気を本当に心配して中止したのか、もともと辞めたがっていたから私の病気を出汁にされたかわからない憤りの心がやっと鎮まった週末。

こうなりゃ、裏も表も中途半端にやってみようかなと、表も同時進行で習うことにした。

来年茶室サロンプロジェクトも始動するし、癌だからって何かを始めちゃいけないなんて決まりはないと思うのよね。


お友達で内輪の炉開き、もちろん中途半端な私がつくった練りきりを強制的に試食してもらった。