引きこもりとは
社会との繋がりが6ヶ月以上無く
ほとんど自室で過ごしていること だそうです
昨年の4月に退職して
個人でしていた活動も6月に休止してから引きこもり
1年以上経ちました
退職前に 車も手放してるので
徒歩圏に買い物に出るくらい
話すのは 息子2人 と
2ヶ月に1度くらいの頻度で会って話す
気を許せる 30年来の心友 と 前職の同僚1人
の 4人のみ
両親と同居 シングル 息子2人
一緒に暮らす21歳の長男はフルタイム勤務で
金銭的に私が負担するものはすでにありません
通信制高校2年の次男も
バイト中心の生活なので
学費と塾代(←養育費で支払い)以外は 自分で出してくれます
なので
両親に毎月の生活費(少ないと母から苦情ありですが)
自分のスマホ代&雑費
健康保険代(年金は無職免除届済み) の支払いを
貯金を切り崩しながら すっかり引きこもっています
正直なところ
この状況を人に話すのは勇気がいりますね…
自分が動けなくなってみて
中1の3学期 から 中学卒業まで不登校になって
引きこもった次男の気持ちがよく理解できました
やらないんじゃなくて 出来ない 感覚
言葉では表せない ザワザワした気持ちを
ずっと持ってる苦痛
あと さらに 引きこもり と言えるのは
同居両親と 家庭内別居中 なこと
次男が不登校になった時
無理に学校に行かせるより 心のケアを優先する私に
「お前がどんなに頑張っても認めない!」と怒鳴った
昭和頑固一徹の父とは すでにほぼ話さない状況
母は もともと 私を苦情受付係と思っているところがあって
言いたいことだけ言って返事は聞かないスタイル
母の愚痴を聞くのがしんどくて
お正月から 生活のリズムを完全にずらして
顔を合わせないようにしてしまいました
ところが 引きこもってから
息子たちとは とても良好になりました
お互い買い物の時に 好きなものを買ってあげあったり
一緒にテレビや音楽 動画を見て笑ったり
息子たちの 仕事の愚痴を聞いたり
いろいろ 以前より話にきてくれて 穏やかで幸せです
出勤する2人を 窓から手を振って見送るのも楽しい
息子たちがあまりに優しいので どうして?と聞いたら
「仕事をしてる時のお母さんは 俺たちにこんなに余裕を持って
話を聞いてくれなかったし 今は話を否定しなくなったじゃん
ニコニコしてて それが嬉しい」と
もっと小さい時にしてあげてればよかったけど
離婚してシングルになって 頑張らなきゃって
あの頃にはできてなかったもんね…
と言ったら
「前のことは忘れちゃったよ
今の母さんになってくれたからいいよ」と言ってくれて
私も今 息子たちと過ごす時間が 感謝しかない
そうは言っても
今年が明けた1月にそろそろ働かねばと
求人を見るようにしたものの
働いていた頃の 不快な感覚がフラッシュバックして
焦るほど 心がキューーーっと縮こまるし
体調不良も出てきて より引きこもりに…
私はまた 働き出せるんだろうか…
家にこもり出した初めは
ただゆっくり休んでるんだ 休めば回復できる と思っていたけれど
もう6月後半になってしまった…
時間が過ぎるのがとんでもなく早く感じます
この状況が 引きこもりなんだ と自覚すると
急に負の感情に引き込まれました
引きこもり という言葉の破壊力 は侮れない
不登校 もそうだと思います
やるべきことをやっていない罪悪感が すごくあおられる…
引きこもっていても
●どうして今 自分がそういう状態なのか
●今ここに 何か意味があるんだろうか
●この先 自分がどうするのか
本当にいろいろ感じて考えてます
私の場合
仕事の責任が増えて 成果が出ない時期に
次男の不登校が重なって 思考も心も苦しくて
体調不良になっていって 異動させてもらった先で
人間関係のゴタゴタに巻き込まれてしまい
疲れ切って退職したので
人 と 関わるストレスが怖いです
人 の 笑顔の奥の悪意が怖いです
今は 急がば回れの精神で
エネルギーチャージしてるイメージが大事
ストレッチしたり 歩きに出たり
何にせよ 悩める引きこもり本人にとっては
《 引きこもり → それもあり むしろ正解 》 が
本当に引きこもってる私からすると 最初の1歩
ゆっくり休めた という実感が
次の やってみよう につながるんじゃないかな
私だけじゃなく
引きこもりになるには そうなるだけのダメージを受けていて
引きこもってる人にも いろんな感情があって
責められて苦しかった経験で
責められる怖さで相談しません
だから
安心できる笑顔と 笑いと
「大丈夫だよ」の言葉がある環境 が 救いになるんじゃないかな
ちなみに 元不登校のほぼ3年引きこもった次男 今は
バイトに旅行に いろいろと動いてます
学校に行かないのはダメなこと と責める私の両親と
行けなくて苦しい次男の間に私が立って
次男の心を守れるように防波堤になりました
親だから 子どもに何を言ってもいい なんてことない
助けたければ 状況を変えたければ
味方になって 一緒に笑って 楽しい時間を増やすこと
引きこもりの親としての経験と
引きこもりになった自分へのエールと
引きこもり家族へのメッセージです