拝啓、手紙を書きます。
元気ですか?
まじめなあなたはきっと
夢に向かって毎日を
雑踏の中、転んでも
戦うことをやめないのでしょう
そんなあなたの支えになりたくて
かっこつけてたわたし
きっとあなたにはお見通しだったのでしょう
わたしから別れ告げたあの日
何もいわずにあなたは居た
本当は引き止めて欲しかった
そんな心の駆け引きも
あなたには通用しない
あなたの見据える未来に
わたしは居なかったのでしょ?
優しいあなた
その優しさにわたし
きっと甘えていただけ
「強くなりたい」
あの日からわたし
少しは変われたのかな
せめてあなたの背中
見えるところまできたのかな
言葉や形を欲しがってばかりいたわたし
本当は支えてもらっていたんだね
今なら言える
言葉がある
だからあなたへ
手紙を書きます
拝啓・・・
お元気ですか?
手紙を書きます
幼かったわたしのこと
覚えてくれていますか?
あなたとであって
あなたに恋をして
あなたと別れて
わたしは変わった
だから
いつかあなたと向き合って
話せる日が来たら
わたしのなくしかけていたもの
あなたが気付かせてくれたから
いつかそんな日がきたら
ありのままのわたしで
ありのままのあなたへ
だからどうか今は
そんなわたしのこと
心のどこかで
思い出してくれていたなら
きっとその時は
あの日、言えなかった言葉
伝えさせてくださいね
あなたへ
わたしより。