言葉 | 「ハンブルグの黒い霧」は師匠の技

言葉

“ワンチャン”“鬼のように” 「41歳の夫が大人とは思えぬ言葉遣いをします」という投稿に反響


41歳の男性が「ワンちゃん」と言ってはダメなのか。


以前書いたことあったかな。
市來さんが大学生だった頃、ブログに富山美術館に行ったことを書いていた。
オノマトペ(擬音語・擬態語)をモチーフにしたオブジェだか遊具だかかあるんだったかな。
それを読んで思ったことがあるんだ。


オノマトペは赤ちゃん言葉でもあるわけだ。
車を「ブーブー」と言ったり、牛を「モーモー(さん)」と言ったり。
身近な動物である犬は「ワンワン」や「ワンちゃん」と呼ぶ。
赤ちゃん言葉だから幼児に対して使う言葉なんだけど、「ワンちゃん」は一般化してしまったんだ。
大人同士の会話でも「うちのワンちゃんが……」は通用するんだよ。
それに対して「うちのブーブーが……」なんて絶対に言わないでしょ。


「ワンちゃん」は昇格した。
だから41歳男性が使ってもヘンに思わないであげてほしい。
ま、俺は使わないが……。


記事では「ら抜き言葉」についても触れている。
確かにそういう言葉は耳にするし、自分でも使うことあるかな。
ただ市來さんのブログへのコメントには「ら抜き言葉」を使わないように心掛けていた。
そうすると日常的に「ら」を使うようになってくるし、そっちじゃないと気持ち悪くすらなる。
結局言葉なんて「慣れ」なのかな。