いろいろアウト | 「ハンブルグの黒い霧」は師匠の技

いろいろアウト

福田事務次官、セクハラ疑惑。
あの録音データの会話からするとアウト。


テレ朝。
被害者はテレ朝の人だった。
何度もセクハラ被害に遭ったため上司に相談するも、二次被害を恐れて報道できないと判断。
これもアウト。
そしてこの二次被害が何を意味するのか。
セカンドレイプを意味してそうなことを言っているが、本音では財務省に目をつけられることを恐れていた気がする。
つまり、会社のために犠牲になれと言っているようなもの。


麻生財務大臣。
被害者に協力要請。
セクハラ被害では有り得ない話なのに、そのへん感覚が世間と離れすぎ。
被害者の勤める会社が止めると予想しての協力要請だったと思う。
仮にセクハラがなかったとしても、あの対応は完全にアウト。
この人が一番アウトだと思っている。


この騒動でいろいろと考えた。
テレ朝はなぜ女性記者を担当にしたのだろう。
別に女性がダメという意味ではない。
たとえば近年ではプロ野球の取材は若い女性アナに行かせることが多々ある。
なぜそうしたかといえば、そういった人のほうが話を引き出させやすいから。
取材を受ける男性にしたら、若い女性に訊かれればつい答えてしまうことも。
つまり「女」を利用した取材。
もちろんセクハラがダメなことは分かっているが、女性側が意識していなくても、上司が「女」を利用して話を引き出そうとしたのなら、会社にも責任があるのではないか。


今回はテレ朝だったけど、他のメディアだっていつ起きてもおかしくない騒動だったと思う。