脚本家によろしく。

脚本家によろしく。

だから、それ書いたの私ですって。

脚本よりもコピーや演出的な仕事が増えてきたこの頃。
ブログタイトル変えたほうがいいかと思ったけれど、
まぁ、そこはそれ。

物書きでちくちくと暮らす私だけど、どうぞよしなに。

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8歳の夏、私は不可能と思える難問に挑戦していた。やはり無理だと放り投げようとすると、向かいのじいさんが「不可能なんてただの先入観だ」と私をたしなめた。「それは神様の受け売り?」とむくれると、「いや、モハメド・アリだ」じいさんは笑いながらボクシングの構えをした。


旅行先でなんとなく教会に立ち寄った。若かった僕は、彼女に永遠の愛を誓うつもりで、洗礼を受けたいと言った。牧師は胸元から若い頃の自分の写真を出して見せ、こう言った。「最近思うんです。この年のとき、違う道を歩んでいたら……と」牧師の横顔はこの上なく寂しかった。


草木が一斉に芽吹く今日のような日は、家族揃って体調を崩す。それは、草木が生物のエネルギーをちょっとずつ吸って芽吹くからだそうだ。世界はこうやって廻っているのよ、と咳き込みながら母は言う。