4月になり

韓国語教室の

新年度の授業が始まった。

 

ご多忙になられた美人先生の代わりに

新たに

garnetたちのクラスの

担任になられたのは

優しい雰囲気の男性の先生だ。

 

先生は

まずご自分の自己紹介をして下さり、

 

(本来の外部の)所属先や

専門分野とか

 

この教室以外の色々な場所で

韓国語や

韓国の歴史、

韓国文化を教えておられることや

 

うちの教室でも

以前から

別の曜日のクラスを

担当していることなどを

話して下さった。

 

続けて

先生は来日20年目

子供の頃から

日本が好きだったこと、

 

韓国人の奥さんと

お子さん達がいること、

 

お子さん達は

日本生まれ

日本育ちの

日本語ネイティブなので

 

先生が

擬態語や

言い回しの違いなどの

ニュアンスが

微妙に分からない時は

お子さん達に教えてもらうこと、

 

お子さん達は日本語も

韓国語も話せて、

英語もそこそこ話せること

などを話して下さった。

 

先生の自己紹介の後は

生徒たちが自己紹介することになり、

 

先生が提示された

ポピュラーな質問項目の

 

・名前

・職業

・趣味

・好きな食べ物

・韓国語を習い始めたきっかけ

・学習目標

 

などを取り入れて

一人ずつ

前に出て発表することになった。

(韓国語で)

 

先生は

生徒一人一人の

自己紹介を聞きながら

 

皆が自己紹介で話した単語や表現を

ホワイトボードに書き出し、

 

後で

訂正や説明をして下さった。

 

先生の授業は終始

穏やかで

良い雰囲気だったんだけど

 

韓国の歴史や

文化を話したり、

 

先生自身の思いや

考えを話したりする時、

 

なぜか先生が

小声になってしまうことがあり

気になった。

 

どう考えても

当たり障りのない

内容だったと思うんだけど…

なぜだろう?

 

ねぇ、

この教室

盗聴器でも仕掛けられてるの?

 

時々

やけに声が小さくなって

笑ったわ。