済州島での
半年間の語学留学を終え
アジョシさま
(アジョシ=おじさん)が
無事に帰ってこられた。
クラス全員にお土産を下さり
通っておられた語学堂
(大学の敷地内にある語学学校)のことや
留学中の生活などについて
色々と話して下さった。
今回の留学で
アジョシさまと
同じ時期に入学した生徒は約100名。
その内
90人以上が中国人で
残りが日本人、
モンゴル人、
ロシア人だったそう。
授業は全て韓国語で
朝9時から1時間目が始まり、
お昼の1時に4時間目が終了すると
その日の授業はそれでお終い。
午後の授業はない。
授業で使う教科書は
うちの教室と同じ教科書だったので
最初は
「ラッキ~!」っと
思われたそうなんだけど
進み方が早くて
だんだんと
内容が難しくなってくる上に
宿題の量が多くて大変だったそう。
また
午後からは自由に過ごせるんだけど
学校が済州島の郊外にあり、
賑やかな中心地などに行くのに
バスやタクシーで約1時間もかかるので
ほとんど
学校の近隣や学生寮で
適当に過ごされていたそう。
ソウルなどの
都会にある学校だったら
すぐにあちこち遊びに行けるから、
本来の目的を忘れて
学業がおろそかになりそうな人は
済州島みたいな所に
語学留学するのが
良いのかも知れない…。
アジョシさま以外の生徒は
どの国の人も
(日本人も)
10代~20代の若い子たちばかりで
彼らは
書くのも、
読むのも、
理解するのも早くて
勉強熱心で、
男の子も、女の子も
親切で優しい子が多く、
授業で指されて
しどろもどろなアジョシさまを
いつも助けてくれたり、
宿題で分からないところを
教えてくれたりしたので
とても嬉しかったそう。
garnetは、
アジョシさまが60代くらいかと思っていたけど
70代だと知り驚いた。
誰かが
「また、留学されますか?」って訊いたら
「半年間、韓国に留学して
勉強漬けの体験ができたから
今度は、
日本でまた
ぼちぼち勉強します」と
おっしゃった。
スゴイぞ、70代。
カッコいいぞ、70代。
garnetも
将来
アジョシさまのように
お金と、
健康と、
家庭環境に恵まれて
自分の趣味を
楽しめる人生を送りたいです。