たまに
「なんで韓国語を習おうと思ったの?
きっかけは何?」と
同じ教室に通う人から
尋ねられると
「何か趣味につながるような
習い事を始めたくて~」と
答えるようにしている。
なお
自分の勤務先の人や
友人・知人たちには
韓国語教室に通っていることは
いまだに言っていないので
(え?)
きっかけを尋ねられることは無い。
garnetが
韓国語を習うことになった
本当のきっかけや
面倒くさい経緯はこうだ。
↓↓↓
ある日
韓流スターの推し活動を
楽しく続けている友人Aちゃんが
「これ、
面白いから観てごらん。
garnetちゃんが好きな
海賊のドラマだよ」
と言って
『海神 /ヘシン』 というタイトルの
韓国ドラマ(時代劇!)の
DVDを持ってきた。
はあ?
海賊?
バカなのかな?
確かに
少し前にAちゃんに会った時
「パイレーツ・オブ・カリビアンの
3作目のワールドエンドを見たよ~」
と話したような気はするんだけど、
garnetは
海賊が好きなんじゃなくて、
海賊役が
代表作みたいに言われて
調子に乗って
色んなことやらかしてる
ジョニー・デップが好きだと
Aちゃんは
知ってるはずだよね???と
呆れた。
でも
頼んでもないのに
そんなしょ~もない理由で
わざわざ持って来たくらいだから
たぶん面白いんだろうなと思い、
人生初の韓国ドラマ、
しかも時代劇の
『海神/ヘシン』を見ることにした。
できれば、
人生初の韓国ドラマは
『冬のソナタ』みたいに
有名なドラマの方が良かったけど
「ま、いいか」 と思い
軽いノリで見始めた。
そして何日か経ち、
長くて、
長くて、
長くて、
色んな意味で
キツかった『海神/ヘシン』を
やっと見終わった。
見終わった余韻で
『海神/ヘシン』の情報をネットで調べると
まだ韓国に
『海神/ヘシン』の撮影ロケ地が
残っていることが分かった。
AちゃんにDVDを返す時、
「 『海神/ヘシン』のロケ地に
行ってみたくなったよ!」と
言ってみた。
「いいね~!
一緒に行こうか?」
と言ってくれることを期待したが
Aちゃんは
「私は行きたくないね」と即答した。
「 ○○氏が
(Aちゃんの推しの韓流スターが)
出演したドラマのロケ地なら行きたいけど
『海神/ヘシン』のロケ地には
行きたくないよ。」
・・・・。
(は?
『海神/ヘシン』は
Aちゃんのお勧めドラマだったのでは?)
と思ったけど、
でもまぁ、せっかく
時間とお金を使って
韓国に行くのであれば
自分が興味ある場所に
行きたいよね…と思い
別の友人で
熱心な
韓流活動家のBさんに
声をかけてみた。
「(共通の友人である)Aちゃんが
(勝手に)貸してくれた
『海神/ヘシン』を見て、
ロケ地に行ってみたくなったんだけど…」
と言うと、
Bさん即答。
「私は行きたくないね!」
(えっ? また?)
「△△氏が
(Bさんが推している韓流スター)が出演した
ドラマのロケ地なら行ってみたいけど
『海神/ヘシン』のロケ地なんかには
わざわざ行きたくないね!」
(ドヤ顔)
・・・・。
garnetの表情が
微妙だったのを察したBさんは
「garnetちゃん 、
韓国なら1人でも行けるよ」
(そりゃまあ、そうだけど…)
「でも、
『海神/ヘシン』のロケ地は田舎みたいだから、
たぶん英語も日本語も通じないよ」
(日本語はともかく
英語は通じるのでは?)
「だからさ~、
ロケ地巡礼で
韓国に行きたいんだったら
韓国語の簡単な旅行会話や
読み書きくらいは
できてた方がいいと思うよ」と言った。
(ドヤ顔、再び)
は?
なに上から目線で言ってるの?
Bさんだって、
韓流活動家のクセに
アンニョンハセヨとか
オッパ~くらいしか
喋れないって言ってたよね?
てか、
韓流のヤツラって
めっちゃ性格悪いやん?
(周りに韓流は2人しか居ないけど)
って思ったけど、
またもや
まぁいいや…
と引き下がった。
思うに
楽しく推し活動を続けているAちゃんと
気迫に満ちた韓流活動家のBさんは、
せっかく韓国に行くのであれば
ポッと出みたいな
新参者のgarnetじゃなくて
韓流スターのファン仲間や
韓国ドラマが大好きな仲間たちと一緒に
キャッキャッと
ときめきながら
ここぞと弾けながら
行きたいんだろうな~
と思った。
たぶんそうだよね。
で、
気を取り直して
今度は、
韓国は単なる外国だと思ってる程度で
日本の某ビジュアル系バンドの大ファンで
とにかく楽しいことが大好きな
友人Cちゃんに声をかけてみた。
「韓流の友だちが貸してくれた
『海神/ヘシン』っていうドラマを見て
そのロケ地に行ってみたくなったんだよ…」
Cちゃんは
「え? 韓国!?
ドラマのロケ地?
いいね~♪
楽しそう♪
一緒に行くよ♪
でも、
そのロケ地を見学した後は
ソウル観光も絶対に入れてよね♪
垢すりとか~、
焼き肉とか~、
免税店とか~
コスメとか!
計画は全部 garnetちゃんが
思うように立てていいよ♪」と即答した。
(希望を入れつつ、丸投げかよ…)
garnetは、
「こいつは違う!」と
直感した。
それで、garnetは
『海神/ヘシン』のロケ地には
1人で行くことに決めた。
ロケ地の莞島(ワンド)って所は
韓国の地図の下の方にあり、
位置的には
ソウルより日本に近いから
たぶん大丈夫だろうと考えた。
それで、garnetは
人生初の
韓国ドラマ鑑賞記念、
お一人様、
『海神/ヘシン』ロケ地
巡礼ツアーを敢行すべく
Bさんのアドバイスに従い
簡単な旅行会話と、
読み書きを習おうとして、
現在の
韓国語教室に通いはじめた。
この教室の授業料が
調べた中で一番安かったのと、
駐車場が広かったのと、
先生が全員ネイティブだったことが
決め手となり
約3年前の2008年の春から
1人で
今の教室に通い始めた。
韓国語を習い始めたきっかけは
単純に韓国のロケ地に
1人で行くことだったけど
あれから、
あんなことや、
こんなことがあって、
簡単な会話や
読み書きは
できるようになったけど
garnetは
いまだに
『海神/ヘシン』の
撮影ロケ地には行っていないし、
友人Aちゃん、Bさん、
Cちゃんに
韓国語を習っていることを
言っていない。笑
推し活動を楽しんでいるAちゃんと
韓流活動家のBさんには
ヤツラに内緒で
いつの間にか習得した
流暢な韓国語を喋って
ビックリさせてやろうと思っていたけど
ビックリさせるほど
上達しなかったし、
Aちゃんはいつの間にか
韓流スターの推し活動を卒業して
日本の、とある有名劇団を
応援するようになっていた。
Bさんは相変わらず韓流活動に熱心で
韓流を卒業したAちゃんを
少し冷めた目で見ている感じ。
Bさんは
garnetがこっそり韓国語を
習っていたことを知ったら
たぶん、
嫌味の1つでも言うだろうと思ったので
言わないことにした。
( ※ Bさんは基本的にはいい人だけど
韓国の話題や
推しの韓流スターが絡むと
超面倒くさい)
Cちゃんは
(韓国であろうと、なかろうと)
ただの
楽しいことが大好きな子なので
韓国語教室のことは
別に言わなくてもいいか~
とか思って
現在に至っている次第。
なお
3人とは
いまだに仲良しで、
たまに会っている。
(だけど、言わない。笑)
garnetは、今はもう
『海神/ヘシン』のロケ地に行くと言う目的は
完璧に消え去ったけど
新たに
韓国語学習という趣味が増え、
個性的な先生方や
ユニークな生徒の皆さんと
知り合えたのは
ドラマ 『海神/ヘシン』と
友人Aちゃん、Bさん、
Cちゃんの
3人のおかげなのかも知れないと
思っている。
ありがとう 『海神/ヘシン』
ありがとう 友人Aちゃん、
Bさん、Cちゃん