東京時間。ドル円は米系証券など海外勢の買いで115円52付近と2007年11月以来の高値をつけたが、日経平均が下げに転じると114円ちょうど付近まで一気に売り込まれるなど荒い値動きとなっている。
日経平均の下げは先物主導によるものとの観測があったが、日経平均にしろドル円にしろ、このところの急騰劇でロングポジションが溜まりに溜まった分利食い売りがきつかった、とまずは考えるべきであろう。
「官製相場」を囃す向きがあったが、ひとつ反論するのであれば、状況が好ましくならず歯止めを利かせたい、ストップをかけたいとなれば、やはりさせるのも「官」な訳である。今回の急落でそのような動きがなかったと、果たして言えるであろうか?
このところ、いろいろ見聞きしたが、少なくとも私の周りでは「やっていられない」という声が多かった。一般の個人投資家、特に日本のFX市場、ひいては一般の中小企業につき、「官」がその動向を無視するような動きをとるのであれば、最後には市場に混乱を招き、収拾の責任をとらざるえなくなるであろうし、そこまでいって漸く落ち着いた市場にもどるのだろう。
金融緩和というものは、つまるところそういう危ういものかもしれない。
いずれにしても、欧州勢、ニューヨーク勢の入り方に注目し、用心しながらトレードしたいものである。