修習のこと② | 純粋未修者が東大成績優秀者から司法試験に一発合格したブログ

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司法試験合格を目指す未修者へ情報提供するブログです。

★起案について
事実認定などの起案が修習中にはあります。
修習生に内定すると、事前課題が10月中旬頃送られてきて、11月半ばまでに提出する必要があります。
この事前課題に似たものが起案です。二回試験もこの起案の延長したものが出題されます。
起案は、導入修習中に刑裁・民裁・検察・民弁・刑弁を各1回ずつ書きます。これは半日起案で、採点されません。起案はどうやって書くか、慣れるためのものです。解説もしてもらえるので、ここで感覚が掴めます。
そして、実務修習中に刑裁・検察・民裁(民裁は半日起案)で起案があります。1日起案なので、7時間(お昼休憩が1時間ありますが、その間も起案していいので、みんな手は止めません)起案するものです。導入の時より記録の量も増えます。採点もされ、成績がつきます。
最後に、集合修習中に5科目で2回ずつ起案があります。1日起案です。採点され、成績もつきます。
裁判官や検察官になりたい人(任官希望、任検希望などといいます)は、この起案の成績は重要なので、頑張ってください。

★福岡修習について
人数は66人です。
4班に分かれており、1班15〜17人です。
福岡市の六本松にある地方裁判所・地方検察庁などで修習します。
弁護修習も福岡市内が主ですが、2班だけは筑豊・久留米・北九州の弁護士事務所へ行くことになります。この際の交通費は弁護士会から負担してもらえます。

★修習中のお金のことについて
毎月13.5万円もらえます。
賃貸する場合、プラス3.5万円もらえます。
導入修習や実務修習、集合修習に伴う引っ越しの場合、距離に応じて一定の金額(参考までに東京・福岡間では11.3万円程度)が貰えます。
和光には寮がありますが、実務修習地には寮はないので、賃貸する必要があります。
また、引っ越しに伴う移動費(新幹線代や飛行機代)は別途全額もらえます。
選択型修習のうち、全国プログラム・遠方での自己開発プログラムに参加する場合、配属地から離れる人は、その移動費・その間のホテル代も支給されます。
さらに、月10万円無利子で借りることができます。これは、5年後に返済が始まり、年賦で5年かけて返済するものです。事務所によっては、この貸与金を肩代わりしてくれる所もあるみたいです。


取り止めもなく書きましたが、知りたいことがあればコメントからどうぞ🙆‍♀️