「悲しいわ。あなたが痩せたのを見ると。どうして倒れるまで働けるの?」
「僕は大丈夫だよ。これは、僕のだな」
「私は、『皇女』から強奪したのよ。いつ来たの?」
「昨夜。僕は、君に会いたかったから、行ったんだよ。だけど、本当に時間が遅くて、抑制したんだ。僕は、なにも、抑制しないよ。君を好きな事、会いたい事、君を抱きしめたい事、僕は、何も抑制しないよ」
二人は、狭いベッドの上で、再び抱き合う
「ああ、良かった・・・」と言うソンジュン
その時、ララ編集長の声が聞こえてくる
「編集長!」と驚くヘジンたち
「副編集長。副編集長。チ副編集長」
ララ編集長が病室に入ってきた時、ソンジュンはベッドの上で、本を読んでるフリをしていた
ソンジュンの頬に手を当てて、心配するララ編集長に、困惑気味のソンジュン
「オモ!普段は、煌いて輝かしいあなたの肌が。あなたの顔の状態を見てよ。あなたの顔色は、うんちの色よ。あなたの顔は、乾いたオレンジピールの様に見えるわ。既に豆のように小さいあなたの頭は、ほとんど消えてるわ」
ソンジュンの視線は、へジンの隠れているクローゼットに、向けられている。はみ出した布が、シュるシュると、中に引き込まれていく
「僕は大丈夫です」
「大丈夫って、どういう意味なの?あなたを見ると、心が壊れたようにさせられるわ」
不安で、クローゼットで歯噛みするヘジン
「何かしら?音が聞こえるわね・・・そっち・・・底に、なにか妖精がいるの?ここに、妖精がいるのかしら?」
クローゼットを開けようとするララ編集長を止めるため、歯噛みをするソンジュン
「僕です・・・僕が鳴らしています。僕は、具合が良くないので、寒気がするんです」
「オモオモ。寒気?私は、人間ヒーターなのよ。こっちへいらっしゃい。こっちへ」
抱きしめようとするララ編集長
「今は、大丈夫です。今は暑い気がします。良い状態じゃないせいかな?」
「暑いの?脱ぎましょう!」
「いいえ、結構です」
「あなたは、冷やさないと」
ソンジュンの服を脱がそうとするララ編集長
「オモ。あなたの体は、よい働きじゃないわね。どうしましょう?あなたの能力で、私は、”モスト”が上手く動くための事を思うの。だから、無理しないで。私は、絶対にあなたを上手く補佐するつもりよ。私は、自慢しているみたいに聞こえるわね。私のコネは冗談じゃないのよ。私のすごい、完璧な甥は・・・多くの人は、まだ、まごついてるわね。ウハハ・・・」
「ありがとうございます。編集長」
「そうね。兎に角。私は、一晩中メッセージをあげたいわ。私の手は薬のようなのよ。だけど、私は、約束があるの。あなたは、休息を取るべきね。それじゃ、ゆっくり休んでね」
帰り際に、ソンジュンの頬にキスするララ編集長。固まるソンジュン
ララ編集長が去朗ろうとすると、立ち上がりかけるソンジュン
「ああ、そうだ・・・」とララ編集長が振り返ると、慌ててベッドに戻る
「あなたの患者の服は、全く”モスト”のようじゃないわね。私は、あなたが早く良くなって、”モスト”のようになって、戻ってくる事を願ってるわ。
クローゼットで、じっとしているヘジン
ララ編集長は、ソンジュンにウィンクして、病室から出て行く
今度こそ、出て行ったと確認して、点滴を外して、ヘジンの所に行くソンジュン
「彼女は行ったの?」
「ああ。キム・ヘジン。君は、完全に、クローゼット・マニアのように見えるな。君は、他のときも、僕のクローゼットに隠れていたな」
「ああ。私の肝臓。私は、本当に驚いたわ」
笑いあう二人。ソンジュンが、へジンに近づくと、目を閉じるへジン
「何しているの?なんで、目と口を閉じてるの?」
「あ?」
「僕は、点滴を持って欲しかったんだよ。患者なんだから。オーモ。君は、僕がポッポすると思ってたのか?」
「違うわ。そんなんじゃないわ」
「ああ。キム・ヘジンは、完全にクローゼット・マニアだと思ったけど、君は、キス・マニアでもあるんだね」
「そんなんじゃないってば。私が目を閉じた理由は・・・」
へジンにキスするソンジュン
「お?」
今度はおでこにキスするソンジュン
「お?」
次は、頬にキスする
「お?」
二人は笑い出す
翌朝、さわやかな気分で出勤するソンジュンだったが、鳥にフンをかけられる。しかし、笑うソンジュン
「遅刻遅刻・・・ハリ。うちの印刷屋に夜ご飯を食べに来てよ。今日は、うちの家族の最大のお祝いよ」
「結婚記念日なの?」
「そう」
「ああ・・・うちの大学の同窓生が、今日、私の送別会をしてくれるのよ」
「ええい・・・それじゃ、どうしようもないわね」
「約束を別の日に延期できたら、電話するわね」
会社のリフトに乗り込むへジンは、シニョクがいることに気づく
「ジャクソン。おはよう」
気まずいへジンは、丁寧にお辞儀をする
ブブブー
リフトの中で、シニョクが、唇を鳴らす。振り返ってみる、リフトの人たち
「お?おおー」
シニョクは、ヘジンの方を指差す
「お前の腸は良くないみたいだな・・・」
「え?私じゃありません。どうしたんですか?」
ブブブー
「おおー」
「何ですか?」
「おお。お前の腸は、特に良くないようだな」
「いや・・・キム記者」
「何だ?」
臭いフリをするシニョク、慌てるヘジン
「違いますよ。してませんよ。私じゃないって、言ってます」
知らん振りのシニョク
口笛を吹きながら編集部に向かうシニョクに文句を言うヘジン
「本当に、何してるんですか?みんな、私だと思ったじゃないですか。何で、そんな事したんですか?」
「そうだ。そうだよ。ジャクソン!」
「え?」
「お互い、こんな風に気楽にしようぜ。申し訳ないとか、気まずいとか、俺に距離を置くとかするなよ。そうしないで置こうぜ。そんな子供みたいにさあ」
「キム記者さん」
「もし、俺が、ジャクソンのような良い妹を失くしたら、とんでもない事だろ?だから、お互い、気楽にしようぜ。気楽に。分かった?分かった?」
「分かった。気楽にね」
「ああー。だけど、副編集長は、こんなすごい女性を捕まえて、何て運がいいんだ・・・もし、副編集長が、お前に良くしなかったら、直ぐに俺に言えよ。俺が兄貴のように、お前の為に、彼に怒鳴ってやるぞ。分かったか?」
パッドを歩くソンジュンは、会社の入り口で、またもぶつかってしまう
転んだのに笑っているソンジュンを見て、編集部の女性社員が不思議に思う
「もう大丈夫なんですか?もっと休むべきなのに」とチャ記者
「僕は、完全に大丈夫です。ハハハ・・・それじゃ、今日も、一生懸命仕事をしましょう。ファイティング!」
ソンジュンの様子を見て不審がる社員たち
「私だけが聞いたんじゃないよね?」とアラム
「副編集長の行動を見たでしょ?何で、あんな風なの?」と言うハンソル
「さっき。私は、彼の頭を、思いっきり強く、ガラスにぶつけたのを見ました」
「何か、臭うなあ。あの顔は、人が誰かと付き合っている事が、にじみ出た顔だよ」とポンホ
「だけど、うちの副編集長の性格で、どんな女性が、彼と付き合うのかな?」とアラム
「そうね?」
「本当に。どんな女性かな?気になるわ」
社員の会話を聞いていたへジンは、2階から、扱っていた服を落とす。焦るヘジン
「俺が取ってやろう」とポンホ
黙っているシニョク
ヘジンは、手紙を持って、ソンジュンの部屋に入ってくると、ブラインドーを閉める
「これは、手紙です。どうか、剥き出しにしないでください。副編集長」
「何言ってるんだ?剥き出しにしないって、何の事?」
「あなたは、ねじが外れた人みたいに笑ってるでしょ。あなたは、唇をすぼめて、口笛を吹いて。人は、もしあなたが彼女がいるなら、聞きますよ。それで、どんな女性と付き合っているのか、聞きますよ」
「もし、他の人が、これを知ったら、大丈夫じゃないのか?」
「もし、あなたが、そんなに丸分かりの行動をしたら、いろんな面で、居心地が悪くなります。お願いですから、いつも通りにしてください。いつも通りに」
「いつも通りって?」
「何ですって?ああ。いつも、あなたは、砂時計をひっくり返してる。それに、あなたは、鼻持ちならないように、無礼に、不愉快なやり方で、人に怒ってるわ」
「ああ。それで、僕は、いつも、比とに対して、鼻持ちならなく、無礼で、不愉快にさせているんだな」
「違います・・・だけど、あなたは、いつもその様じゃなかったですよ。兎に角、丸分かりにしないでくださいね。それで、兎に角、あなたの体は、もう良くなっているんですか?」
「君の見たとおりだ」
「今。あなたの健康の為に、コーヒーを飲むのを減らしてください。一日に3回だけにしてください。それじゃ、これで。丸分かりにしないでね。コーヒーは飲みすぎないでね。それで、丸分かりになるので、絶対に絶対に、これを開けないでくださいね。絶対に!」
ヘジンが部屋から出て行くと、噴出すソンジュン
「ああ。とても可愛いな」
ヘジンに言われたとおり、コーヒー3倍までを守ろうとするソンジュンは、まだ1杯飲める・・・と思う
「この科目は、ソウル・コレクションの部分に、デザインとして、入れられる。それに、他の人の意見を入れる。みんなは、どう思うかな?」
「いいと思います。それで、私は、全てのデザイナーの特徴とコンセプトを、様々なやり方で、ガラスケースに入れてみるつもりです。それで、」とチャ記者
「分かった。それじゃ、チャ記者は、これをアレンジして、磨いてくれ」
彼が子供だった時、彼は、とても上手に、プレゼンテーションをする事ができなかったわ。だけど、どうやって、そんな風に、成長したのかな?彼を見るたびに、とても興味深いわと思うヘジンは、ソンジュンが腕まくりする姿を見て、子供のソンジュンと姿が重なる。突然、笑い出すヘジン
「今、何か言いましたか?えへへ?って、聞こえましたけど?」と、ソンジュン
謝罪するヘジン
「どうか、会議中は、集中してください。気分を変えないでください。それじゃ、今日の会議はこれ出、終わりにしましょう」
ソンジュンが出て行くと、ハンソルが近づいてくる
「オンニ。もしかして、付き合ってるの?」
「ええ?」
「そうね。あなたは、本当に誰かと付き合っているの?丸分かりだわ」と言うアラム
「ええ?急に、何を言ってるんですか?」
「うわ。うわー」
「アイゴー。お前が、ジャクソンだと、誰が信じないんだ・・・チッチッ」
「ああ、本当に、もう」
開き直ったヘジンは、会議の後、鼻歌歌いながら、スキップしながら仕事をして、社員たちに、不思議がられる
「迷子の犬でさえ、うちのヘジンが、誰かと付き合っているのが分かるぞ。お前は、俺が誰にも見せた事がない時に、10,000回違う幸せのジェスチャーを、俺たちに見せたんだぞ」とポンホ
「違います。私は、そう思いません。そう思いませんよ」
「その通りだ、俺は、その通りだと思うぞ」
その様子を見ているソンジュンは、誰が、丸分かりなのを止めろと、誰に言ってるんだ?と呟く
「ああ。さっきの演技は、すごかったわね」
「演技?なんの?」
「わざと、私に怒鳴った時の演技。それで、あなたは、丸分かりじゃないのが、とても良かったわ」
「演技じゃないよ。僕は、適切だから、君に怒鳴ったんだよ」
「ああ・・・それじゃ、本当に、私に怒鳴ったの?」
「もしかして、君は、怒ってる?僕が働いている時は、はっきりしてる人間なんだよ」
「いや。私は、、怒ってないわ。あなたは、仕事中は、はっきりするべきよ。だけど・・・私はまだ・・・気にしないで。あなたは、アメリカ式なのよ。アメリカ式」
気を悪くしたヘジンが去って行くと、噴出すソンジュン
「ああ。すごく可愛いじゃん」
「テンは、書くことでは、怪物だな」と言い出すポンホ
「興味深い。だけど、とても興味深いな」
「先輩。先輩。私に貸してくれますか?」
「私も。私も見たいです」
「分かった。見ろよ。ジョンウ。お前は、テンが40歳の韓国女性って、言っただろ?」
「はい」
「それじゃ、お前が正しいに違いないな」
「僕は、そうだと言ったじゃないですか」
「この小説の背景は、韓国だ」
「本当ですか?」
「ええい。それじゃ、アベンジャーは、背景が韓国だったので、韓国人によって、書かれたに違いないわ」と反論するハンソル
「俺が言ってるのは、彼らが、韓国からじゃなかったら、これほど上手く感情を持ち込むことが出来なかったと言う事だ・・・」
「だけど、なんで、テンなんですか?」と聞くヘジン
「本当に。なんで、テンなのかな?」
「もしかして、彼女は、10作だけ書いて、引退すると言う意味かな?」
「まさか・・・」
「ハハハ。違う違う違う・・・」と、突然入ってくるララ編集長
「なんで、みんなは、テンが数字の10だと思うの?テン。テンは、多くの違う意味があるのよ。スペインでは、テンじゃないわ。ここは、大丈夫よ。ここにあると言うのは、どういう意味かしら?。本当に、ここには、何かあると言う意味じゃないかしら本当じゃないなら、気にしないでね。ウワハハ・・・」歌いながら去っていくララ編集長
「ここに・・・いる?もしかして、編集長は、それについて、何か知ってるに違いないと思わない?」とチャ記者
「ああ。おばさんよ。あなたのおばさん。あなたは、5分後に、会う約束を忘れてなかったわよね?遅れないでよ」
オモオモ。それじゃ、私は、5分で、彼女の甥が誰か判るって言う意味なの?と思うハンソル
ララ編集長が、車でやって来た向かいのカフェで、ララ編集長の様子を見ているハンソル
オモオモ。彼がここに。彼がここに。どうしよう?どうしよう?なによ?甥は来たの、来てないの?甥は、どこよ?
カフェの窓の外には、アラムが立っていた
「ちょっと。ハンソル」
「はい?」
「私は、あんたに、美容の製品を片付けるように言ったと思ったけど、なんで、ここにいるのよ?」
「ああ。私は、ちょっと、喉が渇いたので」
「行きましょう。もし、私たちが、編集長を捕まえたかったら、宿題、試験を。私たちは、会議に持っていく必要があるわ」
「それじゃ、私たちは、5分だけ、ここにいる事が出来ないですか?先輩。たった5分」
「5分って、どう言う意味よ?こっちへ来なさい。こっちへ」
ハンソルは、アラムに耳をつかまれ、強制的に、連れ戻される
レストランでは、ララ編集長が、甥を待っていた
「こっちよ」
「うちの可愛い甥っ子は・・・あなたは、いつも、10分遅れるわね。食べましょうか。それに、私は、兄と話して、あなた方が既に、あなたが取締役として、仕事する事を決めたって、聞いたわ。それじゃ、あなたは、また、癒えに戻ってくるって言う意味なの?」
甥の姿は、植木の陰に隠れていて、見えない。。。
ヘジンが仕事を終えて家に帰ろうとする
「お先に失礼します。副編集長」
「なんで?一緒に、ご飯を食べようよ」
「私は、今日、家に帰らなきゃいけないと、言ったでしょ」
「ああ。そうだった。まって。もし今、君が帰ったら、今日は、もう君に会えないって言う意味なのか?有り得ない」
「ああ。どういう意味よ?それじゃ、明日お会いしましょう。副編集長」
「一緒に行こう。送っていくよ」
「え?大丈夫。あなたは、やる仕事が沢山あるでしょ」
「僕が、そこに送る時、僕は、もっと、君の顔を見たい。それに、新鮮な空気も吸える。だから、行く方がいいし、早く戻ってくるよ。行こうか」
「そうね」
二人は手を繋いで、出ていく
ヘジンの家に着いた二人は、別れがたく、手を繋いだままだ
「中に入れよ」
「あなたが先に行って」
「だけど、今日、僕は、本当に、君に会えないの?有り得ないよ」
「何で、そんなに理解しないの?10秒必要なだけって、言ってなかった?」
「僕は、前の時より、もっと、君に会いたかった。僕は、抑制してたんだ」
「ああ!あなたたち、手を繋いでる!二人は、付き合ってるわ」と大声を出すヘリン
「キム・ヘリン!」
「パパ!この二人は、付き合っているわ!付き合ってるわ!」
「キム・ヘリン!」
「もし、お祝いだと分かっていたら、手ぶらでは来なかったんです」
「いやいや~。家族の間で、贈り物は必要ないぞ」
「そうよそうよ。私たちは、家族なんだから」
「何の家族よ?なんで、彼が、忙しい時に、中に呼んだのよ?」
「よく来てくれたわね。あなたがここにいるので、行く前に、食べていってね。忙しいなら、食事を抜くべきじゃないわよ」
「ダメよ。彼は、本当に、忙しいのよ」
「はい。お食事いただきます」
「これも、食べなさい」
「これもね。私は、作ってないの。そこの市場で買ったのよ。おいしいわよ」
「オッパ。カルビも食べて。お肉は、本当に、モチモチよ」
「魚もな」
「お願いだから、彼に1人で、食べさせてあげてよ」
「なんでだ?」
「彼女は、どうしたの?」
「焼きもちかしらね?ほら。お肉も食べてね。男の人は、強くなるために、お肉が必要なのよ」
和やかな家族の中で、不機嫌なヘジン。困った顔のソンジュン
「ああ。そうだ。写真がまだだった。パパとママの結婚記念日だから、私たちは、一緒に写真を撮るのよ」とヘリン
ソンジュンも一緒に、みんなで、集合写真を撮ることになる。チ婿さんと、すっかり、婿扱いされているソンジュン
写真を撮り終わると、ソンジュンは帰っていく
「あなたは、仕事しなきゃいけないのに、あなたの時間を使ってしまったわね。ああ。彼らは、本当に、もう」
「なんでだよ。僕が、君についてこなかったら、よくなかったから、とても楽しかったよ。中に入れよ。君は、この様に、良い日々を、彼らと過ごすべきだ」
「うん。仕事しすぎないでね。明日会いましょう」
「ヘジン」
「え?」
おでこにキスするソンジュンは、帰っていく
そこで、ハリとばったり会うソンジュン
「あなたは、へジンと来た見たいね」
「うん。中に入れよ」
「うん」
「「あの・・・」」
二人は、同時に振り返る
「少し、話をしようよ」と言い出すソンジュン
「私も、言う事があったの」
「ホテルでの、あの日のことは・・・本当に、ごめんなさい。私は、ずっとあなたにした全ての事にも、謝るわ。個人的に、あなたに会って謝りたかった。ごめんなさい。ずっと、あなたを騙してた事」
「僕も謝るよ。君は言う必要だった事を聞かなかった事を。今、そのことを考えてみると、僕は、決して、君に話しをするチャンスを与えずに、去った。それで、僕の誤りでもある」
「違うわ。あなたが何をしたの?たとえ、あなたが、私をヘジンだと思って、彼女のように私を扱ったとしても、あなたは、私が大変な状況の時に、私を沢山助けてくれたわ。ありがとうね。それで、また。私は、本当に・・・ごめんなさいね」
頷くソンジュン
「僕は、君が、彼らをお祝いするために来たと思うよ。行ってくれ」
「分かったわ」
「気をつけて。もし、僕たちが、ただ、ヘジンの友人として会っていたら、多分、僕たちは、仲のいい友達になっていたに違いないねと言う事を、僕は考えていたよ」
「そう言ってくれて、ありがとう。私は、本当に、行くね。じゃ」
二人は、握手をして別れる
「私は、あんたが、今晩、送別会に行ったと思ったわ」
「明日に延期したの。さっき、家の前で、私は、チ・ソンジュンに会ったわよ」
「そうなの?」
「私たちは、いい話をしたの。たとえ、私は、彼に話す機会を失ったとしても、少なくとも、私は、謝罪する機会はあったわ。よかった」
歯磨きしているヘジンに、ソンジュンから、電話が掛かってくる
「ごめんなさい。今、歯磨きしているの」
「いや。続けてくれ。ちょっと、待ってて。ああ。その代わり。僕もするべきだな」
ソンジュンも、歯磨きしながら、ヘジンとの電話を続ける
「ああ。そうだ。さっき、ハリと話したのは、すごいわ。よかった」
「ああ。君たち二人は、今、一緒にいるに違いないね」
「彼女は、仕事を辞めたので、彼女は、数日、うちの家で寝る事ができるのよ。彼女が彼らの娘だと思っているに違いないわ」
同時にうがいする二人
「それで、あなたが大学を卒業する前に、あなたとお父さんは、おばさんの家に住んでいたのね。それじゃ、あなたは、おばさんと仲がいいのに違いないわね」
「その通り。彼女は、母の代わりに、僕の世話をしてくれたからね」
「うわー。ブンゲバン(たい焼き?)」
「ねえ、ねえ。これは、とても面白いわ。スペルが間違ってる!『ヘジナ。僕は、君が直ぐに良くなる様に願ってます。僕たち二人の代わりに』と。あなたのスペルは、ただ1人よ。あ?ハリが帰ってきたみたいだわ。ちょっと待って。何で、彼女は、泊まるって言ってたのに、帰ってきたのかな?」
「アンニョン!」
ドアを開けると、通話中のソンジュンだった
「ああ。これは一体何なの?たった今、電話で・・・」
「お。僕は、この顔を見るのは、久しぶりだな。ああ、とても可愛いね」と、ヘジンの頬を摘む
「本当に、どうして、来たの?」そばかすを隠すヘジンだった
「これ」
「なあに?」
「さっき、君は、”ああ、ブンゲバン!”って言っただろ。食べたかったんじゃないの?じゃあ、行くね」
「ちょっと・・・」
車の中で、一緒にブンゲバンを食べる二人
「正直言って、僕も、ブンゲバンを食べたかったんだよ」
「一緒に食べたら、もっとおいしいわね。血液型は何?」
「ABだよ」
「ああ。だから、AとBが、行ったり来たりしてるわけなのね」
「はあ?いつ、行ったり来たりしたかな?」
「本当よ。職場で・・・」
「全部食べちゃったわ」
「よくやったね。これは、僕が5歳だった時だよ。見て」
二人は、車の中で、音楽をかけて楽しく過ごす
目を覚ますと、朝になっていて、驚くヘジン
「なに・・・もう、日が昇ったの?」
「いつ、寝ちゃったんだろう?」
「仕事は、どうしよう?後で会おうね」
「ああ。後で会おう」
慌てて別れる二人だった
==13話後半につづく==

