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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの
私の闘病記録です。
Jacky
2023年8月。
職場見学にて。
都内のトップフローリストで働ける。
絶好のチャンスにワクワクするとともに、
病気のことを知ったら
この話はなかったことになるのではないか…
心がソワソワし始めました。
ダメダメ、
不安を見せてはいけない。
がんのことを打ち明ける
担当者と顔を合わせて、
連絡をいただいたお礼と
返信が遅れたお詫びをし、
少しの雑談から本題に入ります。
まるで職歴のように
にこやかに打ち明けちゃいました
担当者の表情に一瞬驚きが見えましたが、
すぐに落ち着きを取り戻したようでした。
それから実技試験等を経て、
翌月に入社することが決まりました。
会社は、私が即戦力として働けるかどうか、
これまでの経験やスキルから
純粋に判断してくれたと思います。
私の場合、
がんの既往が採用の妨げになることは
ありませんでした。
社会復帰で不安だったこと
担当者にも伝えた通り、
体力の不安が大きかったです。
この頃は、治療終了から2ヶ月。
経過は順調で、食欲も旺盛。
一時期10kg近く減った体重も
治療前の状態に戻りつつありました。
でも、体重と筋力は別物なんですね。
立派な枝物を花鋏ひとつで切る握力。
大ぶりの制作物や
重いバケツを持ち上げる腕力。
腰を痛めないように
腹筋や背筋も必要だし、
足腰も丈夫でなければ務まりません。
半年以上ほぼベッドの上で過ごして
衰えてしまった体力は
今日明日のトレーニングで
取り戻せるものでもなく…
いきなりフルタイムの立ち仕事に
身体がついていけるかどうか…
術後から一向に回復しない排尿障害や
リンパ浮腫のリスクも不安でした。
できない理由を並べたところで
できるようにはなりません。
まずはやってみよう。
やってみたい。
不安な気持ちよりも
やりたい仕事ができる楽しみの方が
強かったです。