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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの
私の闘病記録です。
Jacky
子宮頸癌の初回治療が終わった頃、
梅雨が始まりました。
その頃はまだしんどくて、寝てばかり。
いつの間にか梅雨が終わっていました。
買い物は基本的にAmazonネットスーパー。
外出もしますよ、必要なときは。
病院、実家、そして美容クリニック
そのうち真夏がやってきて、
暑さが苦手な私はずっと家にいます。
治療後は、早くHIFUを受けたくて
腫瘍マーカーよりも血小板を気にしてました。
ラストケモから6週間で数値戻りました。
HIFUで頬が引き締まった気がする〜
日本で暮らすことを伝える…
治療が無事に終了して、
周囲にその旨を報告をしました。
もちろんフランスの友人たちにも…
アパートや銀行口座の解約、
個人事業主としての登録の抹消…
本帰国に必要な諸々の手続きのため、
現地に戻ることは必須です。
9月に戻るつもりでいました。
大切なひとのお墓参りもしたいし、
急な帰国で延期になったバカンスの計画も
友人たちと実行したいし、
せっかくなら、あれも…これも…
2ヵ月の滞在では足りません
主治医には、年末のCT検査までに
帰国することを約束しました。
友人たちに渡仏の予定を伝えると、
みんなが喜んでくれました。
ただ、その度に聞かれるのです。
« 年内に日本に帰るって…？ »
« もうフランスでは暮らさないの？ »
私のがんはもう完治して、
また以前と同じ生活に戻れる…
彼らはそう期待していました。
えーっと…労働許可の期限が切れちゃって…
ごにょごにょごにょ…
取ってつけたような理由を伝えました。
嘘ではありません。
でも、それが1番の理由ではありません。
がんが思っていたよりも広がっていて…
だから…この先も5年間経過観察が必要になって…
本当のことは、
このときは伝えられませんでした。
がんや大きな病気が身近でないひとにとっては、
手術治療が終われば、完治！と思ってしまうもの。
なぜ戻れないのか不思議がるみんなの様子に、
どのように伝えればいいのかわからなかったです。
経過観察も治療の一部
子宮頸がんに限らず、一般的ながんは
手術・治療後5〜10年の経過観察が必要です。
私のケースでは、
リンパ節や遠隔転移はなかったものの、
脈管侵襲、さらに膣と子宮傍組織への浸潤が
認められています。
局所再発やリンパ節転移のリスクも大きく、
血行性転移といって
見えないがん細胞が静脈にのって
肝臓や肺などに根を張ることもあり得ます。
再発の可能性は十分理解しています。
それを防ぐための術後補助全身化学療法でした。
手術 ▶︎ 追加治療 ▶︎ 経過観察
これらを行って、がんの寛解・完治が目指せます。
経過観察は治療の重要な一部です。
私はメンタルが割と強い方です。
再発の不安や恐怖は、
今はまだあまり気になりません。
むしろ、大病院で年に何回も
健康診断が受けられて
ラッキーだと思っています。
以前、CTを撮ったら腰痛の原因がわかりました
診察の日は、新しい美肌レーザーとか、
ウィッグやまつ毛育毛剤のこととか…
THE 女子トークしています。
主治医もナースさんも興味津々のようで
なかなか盛り上がっています
日本で急遽仕事が決まり、渡仏は少し延期しました。きょうは初出勤でした
仕事が決まった経緯も紹介したいです
