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Jacky
きょうは私の心の中のことを書きます。
私の気持ちを残します。
2023年1月下旬。
イレウスで外来に行った日、
私を心配した母が
病院に付き添ってくれました。
検体検査を済ませて、院内のカフェで
ひと息ついたときのことです。
席についても、
紙カップに入ったコーヒーを手に
動かない母。
« 飲まないの? »
« これってどうやって飲むの? »
プラスチックのフタを開けてあげました。
やっぱりコーヒーは陶器のカップよね マミー
私の母は70歳ですが、身体も心も健康です。
だから、こういう大きな病院にも
システマティックなカフェチェーン店にも
来たことがなかったのです。
私はそのことに気がついて
少し複雑な気持ちになりました。
彼女が使い捨て容器のコーヒーを
飲んだことがなかったことに
驚いたからではありません。
蓋を開けたカップを母に差し出しながら、
患者で溢れる大病院の景色を見渡しました。
見せなくていい世界を見せてしまったな…
42歳の娘ががんになってしまって、
70歳の母が92歳の祖母の面倒をみながら、
娘の病院の付き添いをする現実。
イレウスの記憶とともに
胸の痛みが甦りました。
病気になって、
家族は何度、私を心配したでしょうか。
私はみんなに心配をかけている…
そう思うことが度々あります。
まぁ…
大きな病気を経験すると、
みんな、同じ気持ちになるのでは
ないでしょうか?
でも、私はいつも自分に言い聞かせます。
がんになったのは、
私のせいじゃないし!
誰のせいでもないよ!!
そもそも病気であることだって、
善でも悪でもないよね!!!
身体が病気なときも元気なときも
私の心は何も変わりません。
私はいつだって、
家族みんなを愛しています。