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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの
私の闘病記録です。

Jacky


 

 

私の眉毛は 黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま

 

 

3回目の抗がん剤治療が終わった頃、

げじげじの中に薄い部分を見つけました。

 

 

鏡に近づいてよく見てみると、

全体的にまばら眉になっていたのです。

 

 

すでに半分くらい抜けていたですが、

今まで気づかなかったのは

脱毛に備えて

アートメイクをしたから。

 

皮膚のごく浅い部分(深さ0.02~0.03mmほど)に専用の針やマシンで色素を入れる施術のこと。

 

残りの眉が全部抜けたあとも、

自分の眉がどこにあるか

忘れませんでした。

 

 

アートメイクは値段が高いので

するかしないかけっこう迷ったのですが、

20代の頃からがん保険に入っていたので、

思い切ってやりました。

 
 

アートメイクと血小板

 
抗がん剤は治療を重ねるにつれて、

血小板と好中球が減ってしまいます。

 

 

血小板が75000μL以下に減少すると

出血が止まりづらくなったり、

好中球が少なくなると、

ちょっとした傷からを

起こしてしまうことがあります。

 

 

​とくに血小板基準値に満たないと、

施術を断られてしまうことがあります。

 

 

私は抗がん剤治療の予定をあらかじめ伝えて、
施術日に直近の血液検査の結果を持参しました。

 

 

アートメイクの施術は2回以上

 

アートメイクは専用の針で

皮膚に少しずつ色素を入れていく

医療行為です。

 

 

ほとんどのクリニックでは、

4週以上の間隔を空けて、

2〜3回にわけて施術します。

 

 

私が美容クリニックを予約したのが

抗がん剤治療が決まった日。

 

 

その2日後に

前半の施術を受けられたのですが、

後半の施術を受けたのは

2回目の抗がん剤投与の後でした。

 

 

アートメイクの予約は治療が決まったら

できるだけ早くしておくと安心です。

 

 

やってよかったアートメイク気づき

 

当日は看護師さんが施術してくれました。

麻酔クリームを塗ってくれるので、

痛みもほとんどありません。

 

 

仕上がったときは、

まだ眉毛がしっかりあったので

よくわかりませんでしたが、

眉毛がすべて抜けてしまったときに

やっておいてよかったと実感 ひらめき飛び出すハート

 

 

そのときの写真がこちら▼

どちらもノーメイクの状態です。

 

 

(上)抗がん剤治療1回目(2023年1月)

(下)抗がん剤治療6回目(2023年5月)

 

  

ピンク薔薇

 

 

医療アートメイク

2001年頃から認識されているようです。

 

 

最近は技術もデザインも進歩して

本当に自然です。

眉シールもありますね。

 

 

アートメイクの値段はまだ高いので

もっと安くなればいいのにと思うけれど、

 

 

以前は、眉が消えてしまった姿に

悲しむひとがたくさんいたことを思えば、

 

 

私たちは恵まれた時代に生きていると

思います。

 

 

​2023年8月。ラストケモから3ヶ月弱。
眉毛は以前のようにしっかり生えました。
アートメイクも相まって、メイク要らずです。

 

 

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