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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの
私の闘病記録です。
Jacky

 
 
2022年11月末。
10日前の円錐切除の病理診断が出て、
病状説明をうけました。
 
 
ピンク薔薇
 
 
主治医はまず私に言いました。
 
 
(主治医)
Jackyさん、
やっぱり腺癌が出ました。
 
これまで聞いた経緯を考えると、
フランスのドクターをかばうわけでは
ありませんが、これは(見つけるのは)
難しかったと思います。
よく日本に戻って来てくれましたね。
 
 
HPV関連腺癌 + 全周性の上皮内腺癌
 
 
これが円錐切除した標本の病理所見でした。
浸潤は4mm。
通常、がんの浸潤が5mm以下なら、
ステージはⅠA 期になります。
 
 
にもかかわらず、造影MRIの画像では
子宮頸部に5cm大の腫瘤が見つかりました。
 
 
初診から1ヶ月。
組織診や画像検査、生検手術をしたけれど、
それぞれの結果が乖離していて、
がんの進行度
わからない状況でした。
 
 
ピンク薔薇
 
 
次の日、
カンファレンスと教授の内診によって
術式が決まりました。
 
 
広汎子宮全摘出術でした。
 
 
手術同意説明書には
 
 
出血、感染症、他臓器損傷、腸閉塞…
血栓症、排尿障害、
リンパ浮腫・リンパ嚢胞、膣の短縮…
 
 
一度読むだけでは
すぐに理解できない単語が並んでいました。
 
 
主治医が説明するのを聞きながら
 
 
自分が思い描いていた未来
もやもやと変わっていきました。
 
 
ピンク薔薇
 
 
ここに戻ってきたときは
 
 
きっと私のがんはまだ小さくて、
手術の術式はもっと単純で、
 
 
半年後には
また同じ生活に戻っている自分を
イメージしていたのに、
 
 
もう戻れない、と思いながら
同意書にサインをしました。
 
 
 
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