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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの
私の闘病記録です。
Jacky
2022年11月。
大学病院の初診から2週間後。
組織診の結果は、
HSIL/CIN3(高度異形成)でした。
フランスでの細胞診と
一致しませんでしたが、
それぞれの検査が一致する確率は
70%前後と言われているので、
あまり気に留めませんでした。
私のケースは早期発見で、
単純な手術で前がん病変を取り切れば、
フランスの病院で
経過観察できると思い込んで、
私はひとりで安心していました。
それなのに、
主治医は説明を続けながら
先日のMRIの画像が映ったスクリーンを
私に向けて、加えました。
子宮頸部が腫大していて
円錐切除だけでは取りきれません。
大きな手術が必要になるでしょう。
手術といっても術式がいくつかありますが、
1番大きな手術をした場合、
リンパ浮腫や排尿障害、腸閉塞といった
合併症のリスクが残ることを
治療ガイドラインで読んでいたので、
気が重くなりました。
子宮頸がんという病気は、
早期に治療すれば
十分に治すことができるけれど、
手術や治療に伴う後遺症や合併症のせいで
著しくQOLが低下してしまいます。
それがこの病気の厄介なところだと
私は思っています。
病理結果はどれもがんではないのに
そんなに大きな手術をしないといけないの?
すぐには納得ができませんでした。
本当に手術が必要かどうかは、生検次第。
あれこれ悩むのはまだ早い。
そう思いながら、診察室を出ました。