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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの

私の闘病記録です。

YUKO






クローバー

前回のブログで

私のInstagramアカウントを紹介したところ、
うれしいことに
ブロ友さんたちが
フォローしてくれました。
みなさん、
フォローありがとうございます。



2024年7月。


きょうは、
私が最近考えていたことについて
書きたいと思います。


クローバー


私は、入院・闘病生活ジャンルに
子宮頸がんの闘病記を投稿しています。
だから、ここで出会った殆どの方と
私の間にある共通点は、
がんサバイバーであるということです。


みんなのうれしい出来事や
落ち込んでしまった様子、
時には闘病あるある話に頷きながら、
いいねを押したり、コメントしています。


興味深いのは、
たとえ同じ病気で、同じステージで、
同じ治療をしていたとしても、
治療後の経過や心のあり方は
誰ひとりとして
同じではないのです。


そこに正解も不正解もありません。



クローバー


最近あるフォロワーさんから、
治療は終えたものの
病気のことで気分が落ち込み、
やる気が出ない日があると聞きました。


彼女の話を聞いて、
私も治療を終えてから数ヶ月、
気分が鬱ぎ込む時期があったことを
思い出しました。


当時、手術と治療で体力が落ちてしまい
立っているのもしんどくて、しんどくて。
ずっと自宅に篭っていました。


家の中で一日中過ごしていると、
まるで自分が犬か猫になったように思えて
ものすごい虚無感に襲われるのです。
生きているのに
そうじゃないように感じました。


ただ寝て起きて食べてまた寝て…
あぁ、
これからずっとこうやって
私は何もせずに生きていくのだろうか…


昼間なのにずっと横になったまま
こんなことばかり考えていたし、


生きるって何だろう…


夜になると
見つからない答えを探し続けて、
そのまま朝を迎えていました。


哲学者も科学者も真っ青です。笑


クローバー


その後、
以前のブログに書いた通り
あるメッセージをきっかけに
運良く仕事が決まったのですが。


外に出るようになると
体力も気力もすぐに回復して、
気がつけば時間に追われる日常に
戻っていました。


外に出て、仕事をして、
新しい経験や出会いに恵まれて、
私は元気に、楽しく、忙しく、
毎日を過ごしています。


未来の自分の姿が見えなくなって
病院のベッドの上で声を殺して泣いた日から
1年7ヶ月。


やりたいこと、行きたいところ、
会いたいひと、食べたいものが
次々と思い浮かんでくるようになって、
1年先、5年先、10年先の
なりたい自分と家族の姿を
夢見ています。


クローバー


何が言いたいかというと、
生きるには
欲望が必要だということです。


私たちは未来を夢見て、
今を生きているのではないでしょうか。


▼術後病理結果を聞いたあとの気持ち

​最後の治療から1年2ヶ月。ウィッグ卒業しました。今はベリーショートのオールバックグラサン
前髪伸びろーーー!!!



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