



















《フィナステリドの内服療法》
フィナステリドにはテストステロンをジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼを阻害する働きがあります。フィナステリドを含む薬を毎日服用することで薄毛の進行が止まり、発毛につながることが期待できます。
《ミノキシジルの外用療法》
ミノキシジルはAGAによって衰えた毛根に作用します。ミノキシジルを含む薬を頭皮に塗ることで毛細血管が活性化し、発毛に必要な栄養素が毛根に送られます。1年以上の長期投与で有意に発毛を促進することができるとされています。
フィナステリドとミノキシジルは日本皮膚科学会のガイドラインで高い評価を受けている薬です。これらを用いることで薄毛の改善を期待できます。しかし、たとえ髪が太くなる、抜け毛が減る、といった効果が現れたとしてもAGAが治癒したわけではありません。あくまでも薬の働きによってAGAの症状が抑えられている状態です。
薬をやめれば再び抜け毛が増える可能性が高く、完全に中断した場合は1年ほどで元に戻ってしまうと言われています。
【薬を徐々に減らしていくとどうなる?】
薬を減らすことは、薬を完全に止める場合よりはリスクは低いとはいえ、再び抜け毛が増えて元に戻ってしまう可能性があります。再び薄毛を進行させないことを重視するなら、維持の段階になっても薬の量は減らさない方が無難でしょう。
別の選択肢として、薄毛が進行してしまうかもしれないことを覚悟した上で段階的に薬の量を減らす方法があります。薬を減らしても効果が同じように持続するならそれにこしたことはありません。もし、抜け毛が増えるなど再び薄毛が進行する兆候が現れたら、そのとき薬の量を増やせばいいという考え方です。
このようにAGA治療で薬をやめることには、薄毛が再び進行するリスクが伴います。
