ついにグランバス領内に魔族が押し寄せた。
最強の軍隊を誇るグランバス王国も、魔族の侵攻に徐々に押されていた。


カイザー「草薙の行方は分かったか?」

魔王側近「情報通り、剣王が持っていると思われます」

カイザー「ヤツはまだ城内だな?」

魔王側近「恐らくは」

カイザー「そうか」
    「私がヤツの元へ行く」
    「…ここは頼んだぞ」

魔王側近「はっ!」


……………


バタバタバタ…

衛兵  「お、王!大変です!」

グラン王「なんだ!どうした?」

衛兵  「城門の防御が破られました!」

グラン王「なんじゃと!?」
    「ぐっ…、どれ程の軍勢か!?」

衛兵  「ひ、一人です…!」

グラン王「なっ…!」
    (魔王が動き出したか…?)

衛兵  「如何なさいますか!?」

グラン王「………」
    「お主は下がっておれ」
    「俺が直々に相手をする」

衛兵  「そ、そんな訳には…」

グラン王「ムダに犠牲を増やす必要はあるまいて…」
    「裏手から脱出し援護の要請を」

衛兵  「かしこましました…」
    「王、どうかご無事で…!」

グラン王「うむ。お主もな」
    (さて…)
    (久々に血が騒ぐわい…)
    (剣王の力を見せてくれるわ!)


続く…