ブゥ…ン


ジル  (クライン=カイザー…!)
    (間に合わなかった…)

??? 「ようやく逢えたな」
    「シン・ストラウド=カイザー」

シン  (何だ?この男…そして名前…)

ジル  「カイザー様!」
    「まだ早過ぎます!このままではシンの精神が崩壊してしまいます…!」

シン  「う…、ぐ、ぐうぅ…」

ジル  「シン!」

カイザー「心配するな。ヤツはカイザーの…魔王の名を継いだ男だぞ?」

シン  「い、痛い!頭が…痛…い!」

ジル  「もう、やめて!やめてください、カイザー様!」

カイザー「………」

ジル  「いやぁぁぁ…」
    (こうなったら、私が刺し違えても…!)


ガシッ


ジル  「え…?」

シン  「ダメだよ、命は大切にしなくちゃ…」

ジル  「シン、まさか…」

シン  「全て思い出したんだよ、ジルフィード」

カイザー「ふ…ようやく記憶が戻ったか」

シン  「手間かけちまったな」
    「それとジルフィード…面倒かけてごめん」

ジル  「いいのよ。主人を守るのが仕事だもの」

シン  「さぁて、これから忙しくなるぞ…!」



第1章~覚醒~ 完